過去ログ - 魔法少女は衰退しました
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883: ◆HYvP9smHgsVn[saga]
2014/05/14(水) 20:58:19.30 ID:Xki2Yhpp0


さやか「なんでまどかじゃなくてあたしなの!?」

ほむら「一から説明しないと駄目ですか?」

さやか「むしろ一から説明しなくても大丈夫な根拠が知りたいわっ!」

ほむら「確かに鹿目さんの魔力は絶大です。天使相手に真っ向勝負を挑めるでしょう」

ほむら「しかし戦った身として言わせてもらうと」

ほむら「鹿目さんの魔法はビームとか光の矢とか魂吸い取りとか……ぶっちゃけ支援タイプの技でした」

ほむら「我々の目的は佐倉さんの救出」

ほむら「求められるのは支援ではなく、どんな攻撃にも耐えられる屈強さです」

ほむら「そうなると、射撃型の鹿目さんよりも近接型のさやかさんの方が適任だと思いますが?」

さやか「それはそう、だとは思うけど……」

ほむら「それにうっかり反撃しようものなら、多分佐倉さん諸共になってしまいます」

ほむら「あまり強過ぎるのも考え物です。そもそも作戦の都合、接近出来るのなら攻撃力は必要ありません」

ほむら「つまり程良く”弱い”人が丁度いい」

ほむら「この中では、さやかさんがその立ち位置とは思いませんか?」

さやか「うぐ」

さやか「でも、ほ、ほら、あたし巨大化しないとパワーが……」

ほむら「妖精さん、なんとかしてください」

妖精さん「ではこちらのかいりょーがたゆびわをごしようくだされ」

さやか「か、改良型指輪?」

妖精さん「はずすとおおきく?」
妖精さん「かけごえでぷりてぃできゅあきゅあー」
妖精さん「ときとばあいにおうじてつかいわけすいしょー」

さやか「……?」

ほむら「つまり特定の掛け声に呼応し、人間サイズを保ったまま圧倒的パワーを得られるよう改良したとの事です」

ほむら「しかし基本的なパワーでは巨大化の方がやはり上なので、状況に応じて使い分けてください」

さやか「今の話の何処にそれだけの情報量があった!?」

さやか「というか、そんな細かな設定が出来る指輪を作るぐらいなら、あたしのこの体質を治してよ!?」

ほむら「そんな事しても面白くないじゃないですか」
妖精さん「おもしろさがないのでもちべあがらず?」

さやか「納得いかねぇーっ!?」




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