過去ログ - ことり「信じる、君だから」
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9:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage saga]
2014/01/19(日) 01:09:53.08 ID:poWizMOlo

生徒会室に着くと「希いいいいいいいっ!!」という絵里ちゃんの叫びが聞こえてきた。
それと同時にこんがりとお肉の焼けた匂いと焼肉のタレの匂いがしてきた。
やっぱ希ちゃん焼肉してたんだなぁ……
そう思いヒョイっと窓から覗いてみると

絵里「いい!?希!?あなたは副会長なの!?
   なんでサボって生徒会室で焼肉なんてしてるの!?」バンッ

希「違うでエリチ、これは焼肉ちゃう、肉を焼いてタレにつけてご飯と一緒に食べとるんや」

絵里「世間ではそれを焼肉っていうの!!最近希ちょっとたるんでるわよ!?」

希「お腹が?」

絵里「誰もそんなボケ求めてないでしょ!?希自身がたるんでるのよ!!」バンッ

絵里「っていうか昨日も一昨日も焼肉食べてたわよね!?
   そんな食生活ばっかしてると太るわよ!!」

希「……しょうがないんやエリチ……カードがウチにこう告げとるんや……」モグモグ


希「……『太れ』と……」スッ

絵里「はいはいカードのお告げならしょうがない……なんて言うと思った!?」バンッ

絵里「そんなカードボッシュートよ!!」バッ

希「oh……」

ドア越しのせいで声は良く聞こえなかったけど色々な表情で怒鳴る絵里ちゃんを見て
ことりは何故か頬が赤くなっていた。
さっき見たあの凛々しい絵里ちゃんに反して、感情をむき出しにして凛々しさなんて微塵も感じられない絵里ちゃんもいいなぁなんて思ったりして。
きっと他にも、ことりの知らない絵里ちゃんがいるんだろうなぁって思うと
その色々な絵里ちゃんを知りたいなぁなんて思ったりして。

……今日のことり、本当におかしいな

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――――


結局、絵里ちゃんに話しかけようと思ったけど、
顔は赤いし、声は震えるし、そういえば何話すかすら決めてなかったなことを思い出して挨拶すら出来なかった。

あの後、穂乃果ちゃん達が戻ってきて特訓したスマイルとやらを見せてくれたけど
どうしても絵里ちゃんのあの微笑みと比べてしまい「7点」という評価。

なんでかな…こう…あぁもうもやもやするなぁ…!!



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