過去ログ - ルーク「問おう、あんたが俺のマスターか?」
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◆X51OaJwJEEOu
[saga]
2014/03/18(火) 22:17:12.76 ID:sxFMR3Vxo
「死ぬ気で抹殺!」
「ギギギアル、マスターを守るんだ!」
「ギギギギッ!」
漆黒の獣と山吹色の狂戦士の戦いに気を取られていた老人を、間桐桜の凶拳が襲う。
すんでのところで鋼の召喚獣に防がれたが、直撃していたら臓硯の体は四散していたことだろう。
「(おかしい!刻印虫には暴れるよう指示を出している。それにこやつの身体能力はここまで高くなかったはずじゃ!もう一度刻印虫……ん?反応がないだと?)」
臓硯には理解できなかったが、間桐桜の体内の刻印虫はすでに死んでいた。
つい先刻バーサーカーが桜に渡したのは彼の宝具、「死ぬ気丸」という丹薬である。それを服用した間桐桜は「一度死んだ」。
その段階で彼女のオド(体内魔力)は枯渇し、刻印虫は宿主である桜を食い尽くそうと外殻を開いた。
しかし次の瞬間桜は「臓硯を殺す」という執念で蘇り、「死ぬ気の炎」というエネルギーを全身に巡らせた。
平時ならば大丈夫であっただろうが、宿主を食うためにすべての口を開けた刻印虫は、陽のエネルギーの塊である死ぬ気の炎で全身を中まで焼かれることとなったのである。
日陰の住人である刻印虫にとって大空のエネルギーを凝縮したこの炎は、効果絶大であった。
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