7:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/21(火) 22:29:34.04 ID:wTtaWsb20
「ねーねー、そこの彼女、綺麗な髪だね、名前、なんていうの?」
軽薄な口調の、私より少し年上の男性が、道行く間に声をかけてくるのも気に留めず、私はただ、街を歩いてみました。
郷里では中々目にかかれない、この雑踏の中、私は目立つのか、皆が振り向いているようです。
とはいえ、私にはそのようなことは、関係ありません。
そんな風に、官庁街、繁華街、住宅街を回り、私は、少し草臥れたので、とある公園のベンチに腰掛けていました。
子供達が、無邪気に走り回り、砂場で真っ黒になりながら遊び、遊び興じる姿を、私は少し羨ましく思いました。
幼少の頃の私の遊びといえば、屋敷の女中達との記憶しかあまりありません。
そんな風に、過去へと思いをはせていたときでした。
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