過去ログ - にこ「嘘吐きと出会いの春」
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21: ◆eyH5F3DPSk
2014/01/22(水) 22:34:00.90 ID:b71krqbf0
小学校の頃も似たようなことがあった。

アイドルになりたい、といえば寄ってくる人間もたくさんいた。

一緒に頑張ろうね、なんてことを笑いながら言い合った。
以下略



22: ◆eyH5F3DPSk
2014/01/22(水) 22:34:50.95 ID:b71krqbf0
彼女たちは本気でアイドルになりたいわけじゃなかった。

お遊び。

そんな言葉がお似合いだった。
以下略



23: ◆eyH5F3DPSk
2014/01/22(水) 22:35:46.01 ID:b71krqbf0
「どうしてまじめにやらないの?」

  「だってもうめんどくさいんだもん」

  「アイドルになんてなれっこないよ」
以下略



24: ◆eyH5F3DPSk
2014/01/22(水) 22:36:51.69 ID:b71krqbf0
子どもの言葉は非情だった。

少し人間不信になるくらいに私はショックを受けた。

  「……みんなうそつきなんだ」
以下略



25: ◆eyH5F3DPSk
2014/01/22(水) 22:37:43.02 ID:b71krqbf0




「また二の舞ってわけね」
以下略



26: ◆eyH5F3DPSk
2014/01/22(水) 22:38:13.31 ID:b71krqbf0





以下略



27: ◆eyH5F3DPSk
2014/01/22(水) 22:38:49.60 ID:b71krqbf0
特別に希は部室へ入ることを許した。

彼女はアイドルになりたいとは言わない。

嘘吐きじゃないからだ。
以下略



28: ◆eyH5F3DPSk
2014/01/22(水) 22:39:15.50 ID:b71krqbf0
それに、近くにいてもらって悪い気はしない。

こういうのを友達というんだろうか。

私には友達ができたことがないのでよくわからない。
以下略



29: ◆eyH5F3DPSk
2014/01/22(水) 22:40:31.77 ID:b71krqbf0
希の言うことはたまによくわからない。

しかし、きっとカードのことだろう。

何がもう少しなのか、何がごめんなのかわからない。
以下略



30: ◆eyH5F3DPSk
2014/01/22(水) 22:41:02.84 ID:b71krqbf0




「……ん? あの子……」
以下略



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