過去ログ - 一方通行「ゲルテナ展だァ?」2巡目
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12: ◆3OZ6JSI/0U[saga]
2014/01/28(火) 10:15:58.32 ID:+WUWVU1L0
自らをUNと名乗る黒い少年は、色彩を除けば一方通行と瓜二つだった。
確か能力は『偏光能力(トリックアート)』だった気がする。
そして、一方通行を殺したいと自ら宣言し、またこの世界を作ったと自称した人物だった。


一方「なンでここでオマエが出てくるンだ、死ね」

UN「お前を殺すまでは死ねねえな」


青い人形の髪を弄りながら彼は軽く言った。
以前とは大違いだ。
だが油断はできない、と一方通行は銃を構える。


UN「危ねえなー。今は別にお前と殺し合いに来たわけじゃねえの。オレも前の傷が治りきってねえンだよ」

一方「……じゃあ、なンだよ」

UN「ンー。忠告、だな」

一方「あァ?」

UN「この先じゃあお前のデジャヴは通用しない。精々死なねえようにするんだな」

一方「……どォいう事だ。つーか、なンでそれを俺に言うンだよ。殺したいンじゃねェのか」

UN「ただの気まぐれとでも思っておけ。それと、これはお前だけに向けた忠告じゃない」

一方「は?」

UN「ゲームマスターは、ゲームを面白くするために存在してる。それと同時に進行者にも気を配らなきゃならねえの」


ま、そんな訳で、と少年は奥にあった絵の向こうに吸い込まれるように消えた。


一方「……なンだってンだよ」



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