過去ログ - 雪歩「私と、インフェルノスターズ」
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13: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:26:44.54 ID:L59GazUZ0
それで美希は、貴音にすら言い出せないまま。
今日という日を。新曲を発表する日を迎えてしまった。
貴音「わたくしも、響が来るまでの時間に聞いたばかりで」
14: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:27:25.98 ID:L59GazUZ0
バンッ
黒井「おい、どういうことだ!」
15: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:28:17.34 ID:L59GazUZ0
美希が簡単に説明をすると、黒井社長が大きく溜息をつく。
自分の瞳をまっすぐに見てきた。
黒井「どうするんだ」
16: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:28:45.34 ID:L59GazUZ0
黒井「大々的に、影響力のあるフェスで発表してしまった。それでも貴様は、あれを無かったことにできるのか」
響「な……」
17: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:29:29.55 ID:L59GazUZ0
響「だって、元々フェアリーの曲なんでしょ?」
黒井「……そうだ」
18: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:30:10.69 ID:L59GazUZ0
黒井社長は数秒黙って、静かに言った。
黒井「……プロジェクト・フェアリーは3人組だ。追加も脱退も認めない」
19: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:30:41.48 ID:L59GazUZ0
貴音「……ええ、その通りです」
響「貴音……」
20: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:31:29.88 ID:L59GazUZ0
黒井「……失礼する。曲に関しては一度手放したものだ、一任する」
黒井社長が出て行くと、再び楽屋は静かな空間へと変わっていく。
21: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:32:05.95 ID:L59GazUZ0
響「自分、美希と貴音が大切にしてくれた『3人のフェアリー』のこと、ちゃんと考えてなかった」
美希「……」
22: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:32:53.64 ID:L59GazUZ0
響「え?」
貴音「わたくし達プロジェクト・フェアリーは3人組です。響は今でも、フェアリーなのです」
23: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/01/29(水) 01:33:49.14 ID:L59GazUZ0
響「両立……」
貴音「いつかわたくしと千早達は、ステージで対立するのですから」
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