7: ◆jPpg5.obl6[saga]
2014/01/29(水) 18:19:44.43 ID:nZpEVRBq0
 亀山に対して不安を抱くカイトだが現状でこれから話す事を対応してくれるのはこの男しかいない… 
 そう思ったカイトは意を決して亀山にある事件について話し始めた。 
  
 カイト「まずは自己紹介しますけど俺は甲斐亨、こっちは同級生の中村由美です。 
 それじゃあ言いますけど亀山さんは『死の着信』って知っていますか?」 
8: ◆jPpg5.obl6[saga]
2014/01/29(水) 18:20:16.28 ID:nZpEVRBq0
 『死の着信』 それは1ヶ月前より巷で流行っている所謂都市伝説の怪奇話である。 
 この話にはあるいくつかのルールが存在する。 
  
  
 1.発信者は自分の携帯電話の番号である。 
9: ◆jPpg5.obl6[saga]
2014/01/29(水) 18:22:09.79 ID:nZpEVRBq0
 亀山「ハハ…う…嘘だろそれ…」 
  
 その話を聞いた亀山は彼らが冗談を言いに来たと思い笑ってみせた。 
 だが彼らの真剣な顔を見てこの話に何か信憑性があるのではないかと疑問を持った。 
  
10:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/29(水) 18:22:20.50 ID:oE3Puaw30
 亀とカイト出会ってのか そして亀何やってんの 
11: ◆jPpg5.obl6[saga]
2014/01/29(水) 18:22:38.29 ID:nZpEVRBq0
 由美「私たちのサークルに『岡崎陽子』っていう子がいて…1週間前…つまり7月26日に私たち合コンをしていたんです… 
 『河合健二』、『小西なつみ』の5人のメンバーだったんです。」 
  
 カイト「俺たちは合コンの話で盛り上がっていました… 
 それでトイレに行った陽子の携帯に変な着信音が鳴ったんです、彼女そんな着信音の設定はしてないって言ってたのにですよ… 
12: ◆jPpg5.obl6[saga]
2014/01/29(水) 18:23:14.54 ID:nZpEVRBq0
  
  
 ((カンカンカンカンカン)) 
  
  
13: ◆jPpg5.obl6[saga]
2014/01/29(水) 18:23:53.86 ID:nZpEVRBq0
 亀山「何だこりゃ…」 
  
 あまりの事に思わず声に出せない亀山、しかしこの話にはまだ続きがあった… 
  
 由美「私たちはこの話を半信半疑だと思い、仲間内で電話番号を交換してその日はお開きになったんです… 
14: ◆jPpg5.obl6[saga]
2014/01/29(水) 18:25:04.97 ID:nZpEVRBq0
 あまりにも荒唐無稽な事態にさすがに同様の隠せない亀山、話はまだ終わりではなかった… 
  
 カイト「実は今日ここにもう一人来る事になっていたヤツがいたんです… 
 さっき話した『河合健二』っていう俺のダチなんですけど…そいつはこの話を全然信じてなくて… 
 でも昨日の事でした、あいつ…死の着信を受けたんですよ!」 
15:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/01/29(水) 18:25:35.34 ID:oh3H6t1Zo
 ずっと待ってた  
16: ◆jPpg5.obl6[saga]
2014/01/29(水) 18:26:40.90 ID:nZpEVRBq0
 カイトが恐る恐る亀山に聞かせる河合健二という青年の死の着信の音声、それは8月3日15時34分の着信履歴… 
  
 『やっべ、完全に忘れてた!』 
  
 『うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!』 
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