過去ログ - モバP「世界中にヒーローと侵略者が現れた世界で」 part9
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16: ◆EBFgUqOyPQ[saga sage]
2014/02/01(土) 23:45:22.91 ID:gLjesAt+o

 原点に返る不可解な点。
 さすがの未央でもこれに関してはさっぱりだった。

「結局あたしたちがあれこれ言おうと意味ないしどうでもいいんじゃない?

あの隊長の相手はアーニャがするんだし、ここに居たってできることなんて何にもないんだからさ」

 そこにこれまでの会話をすべて否定するような周子の言葉。
 周子はソファーに体重を預けて、目を瞑りながら言った。

「それよりも考えるのはこの後のことでしょ。

万が一アーニャが逃げ出したりしたら次狙われるのはあたしたちなんだよ。

今のうちに逃げる算段を考えた方がいいんじゃないの?」

 そっけない周子の言葉。
 ピィはその言い方にさすがに怒りを覚えたのか声を上げて反論する。

「周子!それはさすがに言い過ぎだ」

「でもほんとのところはどうなのさ。

ピィは腕吹っ飛ばされてるんだよ。

内心、あの男への恐怖は強いと思うけど……そこんところ、どうなの?」

 的確な周子の指摘
 それはピィにとっては図星であったし、きっと再び対峙することが有ったらきっと恐怖で体は振るえるだろう。



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