過去ログ - 上条「上条当麻。何でも屋だ!!」
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269:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/02/15(土) 21:55:52.87 ID:TmY6thsbo
DOGDAYSの方も期待してるよ
270:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/17(月) 10:21:25.71 ID:YiZcqN820
271:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/17(月) 10:22:30.94 ID:YiZcqN820
少女が携帯の画面に視線を落とすと、時計は既に21:08を指し示していた。
彼女が得た情報によれば、実験開始時刻は21:00。
既に実験という名の悪夢がはじまってから8分もの時間が経過していた。
272:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/17(月) 10:27:57.27 ID:YiZcqN820
角を曲がりきり、足を止める。
覚悟を決めて目を大きく見開くと、そこには今までと同じ、ただ何もない裏道があるだけだった。
荒れた呼吸と波打つ心臓の鼓動ばかりがやけに大きく響く。
273:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/17(月) 10:30:22.60 ID:YiZcqN820
なぜ、昼間であった少女の持ち物が――誰も寄り付かない路地裏で、壊れた状態で置かれていたのか。
再び少女を拭い用もない恐怖が襲った。
たったひとつ、見つけてしまったゴーグルだけで、この謎は意図も容易く解けてしまう。
274:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/17(月) 10:32:56.67 ID:YiZcqN820
『さようなら…お姉さま』
275:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/17(月) 10:34:01.11 ID:YiZcqN820
彼女は確実に死へ向かって、少女に背を向けて歩き出した。
だったら私は…?
妹に背を向けて、不安を拭い去るために――自分の日常を守るために歩き出した。
276:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/17(月) 10:41:57.32 ID:YiZcqN820
自問自答を繰り返し息を荒げ走り続けてきた少女の足が止まる。
その瞬間、少女は自分の頭のなかが空っぽになるのを感じた。
277:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/17(月) 10:42:39.65 ID:YiZcqN820
学園都市は弱肉強食。
278: ◆QzgebGQPms[saga]
2014/02/17(月) 10:44:13.33 ID:YiZcqN820
一方「あの個体をどォにかしろ」
どうやら少年は御坂美琴をクローンだと認識したらしい。
対する少女は認識の誤りなど眼中に無く、妹の頭をゲシゲシと踏みつける少年に心底怒っていた。
279: ◆QzgebGQPms[saga]
2014/02/17(月) 10:46:02.90 ID:YiZcqN820
一方「オマエのクローンには世話になってンぜェ?」
一方「俺を絶対能力者にする実験に付き合ってもらってンだ」
嬉々として語る少年の姿が、この少女には信じられなかった。
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