過去ログ - その手は、誰の手を握るのか
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9:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/04(火) 00:42:03.10 ID:/YlQ8M3h0

「何ぼーっとしてんの。ほら、さっさと着替えなよ。私は下で待ってるからさ」

「ああ」


軽く頭を小突かれ、漸くベッドから降りる。朔美が出た後、さて着替えるかと寝巻きを脱ごうとした時「明哉、父さんと母さんが待ってるから早くしなよ」とドア越しに言われ「分かった。分かってるよ」と返す。


いつもの朝。思わず笑顔になりながら、着替えを済ませる。

その後も、いつも通り。四人で食卓に着き、朝食を食べる。

朔美の母は料理が苦手で、父が作っている。こんな早くに家に来る日は、朝食目当てに違いない。

大方、父にばかり作らせるのは悪い。そう言い出した母が朝食を作ったのだろう。


これも、いつもの事だ。




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