87:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/02/15(土) 13:00:00.99 ID:VEqjiJTDO
パチェ「………」
『素敵な写真をありがとうございました。首飾りを気に入っていただけて幸いです。
ただ、この様な写真を送って貰って、どんな言葉を返せばいいのか……。
残念ながら、言葉にするのを諦めました。私も、言葉ではなく写真でお返しすることにします。』
パチェ「何よ……あくまで紳士振るの気なのね。
あんなに恥ずか……頑張ったんだから、もうちょっと褒め言葉があったっていいじゃない……」
『この写真が相等のお返しになるとは思えません。ですが、どの景色を背景にしても、また如何なる姿の私を写そうとも、写真に写るノーレッジ様のお姿に適うものはないと諦めてしまいました。
空に舞う天使を写せば良いのでしょうか?薔薇の野原を背景にすればいいのでしょうか?
その様なものでは越えることの出来ない美しさ、神秘さがあの写真には秘められていました。私がどんなに頑張っても、あの写真を越えることは出来ません。』
パチェ「……!!」
パチェ「……何て恥ずかしいことを書いてんのよ……こいつ……」
『写真が消えるまでの数分間、私はじっと眺めていました。見惚れていました。
写真が消えてからも、ただの白紙と化したそれをじっと見つめていました。
人生で一番楽しい時間だったと思っています。』
パチェ「……馬鹿……」
『これ以上は何も言いません。いや、言えません。
素敵な写真、素敵な時間をありがとうございました。』
パチェ「………」
パチェ「そっ。また送って欲しいとか、もうするなとも言わないのね。
またやるかはどうかは私の選択次第……か。」
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