過去ログ - パチュリーが文通にハマる話
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88:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/02/15(土) 13:01:51.96 ID:VEqjiJTDO
小悪魔「パチュリー様〜!」

パチェ「何よ?うるさいわね。」

レミリア「おくつろぎのところ、悪いわね。我が親友。」

パチェ「忙しいとは言わないけど、あまり暇人呼ばわりされたくないわね。」

レミリア「分かってるわよ。でも、今から本当に忙しくさせるけど、構わないかしら?」

パチェ「……どういうことかしら?」

レミリア「今晩、博霊の方がやけに騒がしくなるみたいなの。最近、人間達の間で流れてる不穏な噂が関係している様ね。」

パチェ「噂?私の耳には入ってきていないわね。
一体どんなのかしら?」


レミリア「私も文屋から聞いた話なのだけれど、仲の良い恋人達の前にだけ現れる少女のことらしいの。その少女を前にすると、2人は突然お互いのことが嫌いになって喧嘩し出したりするそうよ。」


パチェ「へぇ?変わった能力ね?」

レミリア「里の人間達だけでなく動物や妖怪達の前にも現れるそうなの。なんの能力かは知らないけれど結構なもので、婚約仲だったカップルが一瞬にして破局するほどだって。」

パチェ「そう。確かに面倒な妖怪ね。でも、博霊の巫女が出る幕なのかしら?」


レミリア「私も最初はそう思ったわ。でも、そんな単純な被害じゃ済んでないみたいなの。
2人の仲が親しければ親しいほど、少女の前ではその分反発し合うそうよ。
とある鴦夫婦な男女なんて互いを憎しみ合うあまりに殺し合いにまで発展しかけたらしいわ。」


パチェ「………。それはあまり笑えないわね。」

レミィ「もう既にかなりの被害者が出ているそうなの。それで妖怪や妖精達の間でもその少女を討伐しようって輩も現れたから、更に大混乱してるみたいで……」


パチェ「まさか、館内にも被害が出てないでしょうね?」

レミリア「今のところは。でも、だからといって私達がただ傍観してるのも何だかバツが悪くて……」


パチェ「気持ちは分かるけど、巫女が動いたのなら彼女な任せておくのがいいわ。
おそらく、私達が軽く対処出来る様な案件じゃないわよ。」

レミリア「分かってるわよ。この件が例え博霊の巫女が動いたたとしても簡単にはいかないってことは。
だから、咲夜と一緒に霊夢の手助けに向かうつもりなの。」

パチェ「……。レミィ。貴方はこの館の主なのよ?たかだか里や妖怪達の為なんかに、館を放ったらして良いとでも……」


レミリア「だからこそ、貴方に館の守備を任せたいの。
美鈴一人じゃ、さすがに重荷だろうから……」


パチェ「……はぁ。全く。貴方も相変わらず身勝手ね……。」

レミリア「その返事は承諾して貰えたってことでいいわね?」

パチェ「……勝手にしなさい。」


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