過去ログ - ガンマン「……ここはどこだ?」スライム「ピキー!」
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◆KhkRnJVu1Lo5
2014/02/08(土) 06:29:29.36 ID:wejcUxje0
スライム「ピキー!」
足元から甲高い鳴き声が聞こえる。
視線を下ろすと、玉ねぎのような形をした半透明の生物がいた。
顔には愛嬌のある笑顔を浮かべている。
以下略
3
:
◆KhkRnJVu1Lo5
2014/02/08(土) 06:32:40.29 ID:wejcUxje0
ガンマン「許せよ……」
それは瞬きをするほどの合間だった。
ホルスターに差してあった拳銃を抜くと同時に、耳をつんざくような轟音が響いた。
弾は謎の生物に向かって放たれたのだ。
以下略
4
:
◆KhkRnJVu1Lo5
2014/02/08(土) 06:35:48.46 ID:wejcUxje0
ガンマン「……悪くはない」
味はほとんどないが、食感がコリコリとしていて面白い。
彼にとっては初めて経験することで、とても新鮮に感じられた。
それに加えて、水分が多い。
以下略
5
:
◆KhkRnJVu1Lo5
2014/02/08(土) 06:38:48.92 ID:wejcUxje0
ガンマン「しばらく歩けば、牧場があるかもしれない……」
運がよければそこに泊めてもらえばいい。
もし、無理であればいつもどおり野宿をすればいい。
彼はそう考えた。
以下略
6
:
◆KhkRnJVu1Lo5
[saga]
2014/02/08(土) 06:41:27.39 ID:wejcUxje0
それから一時間ほど歩いただろうか。
彼は町を見つけた。
だがその町を目にした瞬間、彼の胸中にはある種の違和感がわきあがってきた。
ガンマン「随分と旧時代な造りだな……」
以下略
7
:
◆KhkRnJVu1Lo5
[saga]
2014/02/08(土) 06:44:21.13 ID:wejcUxje0
門番A「通行証は?」
ガンマン「……なんだそれは?」
門番A「この町を出入りするために必要な証明書のことだよ!……ったく、これだから田舎者は!」
以下略
8
:
以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[sage]
2014/02/08(土) 06:45:44.24 ID:jvB/rWPDO
ドラクエでもそろそろ銃が出ても良い気がする・・・
火縄銃レベルなら良いんじゃね?
9
:
◆KhkRnJVu1Lo5
[saga]
2014/02/08(土) 06:47:37.01 ID:wejcUxje0
門番B「まあ、落ち着けよ。通行証を導入したのはここ最近のことだ。知らないのは無理もないだろう」
痩せこけた門番は苦笑いをしながら、横の相棒を軽くたしなめた。
そのあと、ガンマンに向かって説明を始めた。
以下略
10
:
◆KhkRnJVu1Lo5
[saga]
2014/02/08(土) 06:50:12.81 ID:wejcUxje0
門番B「通行証を持ってないのなら今から作ればいい」
気がつけば門番は一枚の書類を手にしていた。
その書類には、蛇がうねったような横文字がびっしりと書きつづられていた。
見た感じだと、少なくとも英語の筆記体ではない。
以下略
11
:
◆KhkRnJVu1Lo5
[saga]
2014/02/08(土) 06:53:08.46 ID:wejcUxje0
門番B「……変わった名前だなぁ、あんた」
サイン欄に目を通した門番は怪訝そうな表情をした。
だがそれはただ呆れただけのことで、そこまで警戒した様子ではなかった。
ガンマンは心の中でひそかに安堵した。
以下略
12
:
◆KhkRnJVu1Lo5
[saga]
2014/02/08(土) 06:56:37.68 ID:wejcUxje0
門番A「お前はまだ大事な手続きを一つだけ残している。考えてもみろ。署名だけで通れるなら門番は必要ない……だろう?」
ガンマン「…………」
門番A「いいか?発行料として500ゴールドを徴収することになっている。早く出せ」
以下略
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