過去ログ - ガンマン「……ここはどこだ?」スライム「ピキー!」
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50:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/11(火) 21:58:03.23 ID:JHsVKF6C0
>>48
馬鹿野郎!後半でウィンチェスターが出て来るフラグを折るんじゃねぇ!!


51: ◆KhkRnJVu1Lo5[saga]
2014/02/12(水) 01:24:54.20 ID:Wto3umFy0
勇者「…………」

勇者は、背中にかけてある大剣のグリップを強く握りしめた。
刀身の長さは背の丈ほどだが、幅は普通の剣の2、3倍は軽く超えている。
その斬撃の餌食になれば、巨大な岩石も粉々に砕かれるだろう。
以下略



52: ◆KhkRnJVu1Lo5[saga]
2014/02/12(水) 01:27:07.66 ID:Wto3umFy0
商人「さて、面白いことになってきた。これからどうなるかな?なあ、にいちゃん、ここは一つ賭けでも……」

愉快な様子で商人はガンマンに視線を送ろうとした。

商人「……おろ?」
以下略



53: ◆KhkRnJVu1Lo5[saga]
2014/02/12(水) 01:30:14.91 ID:Wto3umFy0
勇者「邪魔だ。今はそんな気分じゃない」

ガンマン「…………」

だがガンマンはその場を動こうとしなかった。
以下略



54: ◆KhkRnJVu1Lo5[saga]
2014/02/12(水) 01:33:45.86 ID:Wto3umFy0
ガンマン「…………」

だがガンマンはいつでも冷静だった。
彼は勇者の掴みかかった腕を手刀で叩き落した。
そのとき、一瞬の隙ができた。
以下略



55: ◆KhkRnJVu1Lo5[saga]
2014/02/12(水) 01:36:19.28 ID:Wto3umFy0
ガンマン「俺のツレが迷惑をかけた」

ドアベルの鳴る音ともに彼は酒場から出て行った。
その様子に呆気にとられていた魔法使いも、すぐに気を取り直して立ち上がった。

以下略



56: ◆KhkRnJVu1Lo5[saga]
2014/02/12(水) 01:39:27.93 ID:Wto3umFy0
ガンマン「……ここらへんでいいか?」

ガンマンは、シングルベッドの上に勇者をそっと下ろした。
そのベッドの角にガンマンは腰を下ろした。
ここは宿の一室。勇者と魔法使いが今夜泊まる部屋だった。
以下略



57: ◆KhkRnJVu1Lo5[saga]
2014/02/12(水) 01:43:10.31 ID:Wto3umFy0
ガンマン「……おい」

魔法使い「ひゃいッ!!」

彼の呼びかけに返ってきたのは、なんとも間抜けな返答だった。
以下略



58: ◆KhkRnJVu1Lo5[saga]
2014/02/12(水) 01:46:08.47 ID:Wto3umFy0
ガンマン「……俺はもう行くぞ」

一通りの用事が済んだので、ガンマンは部屋を出ることにした。
その場で呆然としていた魔法使いは、ガンマンがドアノブに手をかけようとしているのに気づいた。

以下略



59: ◆KhkRnJVu1Lo5[saga]
2014/02/12(水) 01:49:49.77 ID:Wto3umFy0
宿主「すみません、今夜はあいにく満室でして……」

宿主はハンカチで顔の汗を拭きながら言った。
帳簿に記されている部屋は、すべて人の名前と思われる文字で埋め尽くされていた。

以下略



60: ◆KhkRnJVu1Lo5[saga]
2014/02/12(水) 01:52:57.34 ID:Wto3umFy0
勇者「う……」

勇者は気怠いまどろみの中で目覚めた。
目の前には白い天井がある。彼は、自分が宿の部屋にいるのだとわかった。
しばらくすると、左手になにやら冷たい感触がした。
以下略



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