過去ログ - ウェイバー「……ウタヒメ…?」
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129: ◆y1mocXMtjQ[saga]
2014/02/15(土) 00:38:02.84 ID:HlUT+vXho



三者の姿がその場に留まっていたのはその僅かな間だけだ。

再び、三度と、激しい闘いが行われていく。


ゼロ「ハァアアアア ━━━━ッ!!」

既に肩や太股を浅く切り裂かれているにも拘わらず、凄まじい膂力を発揮するゼロ。


セイバー「ッ!」

ランサー「フッ ━━!!」


純白の閃光が乱舞する度に、見えざる刃が、真紅と黄の穂先が、それらを上回るべく斬舞する。

セイバーの不可視の剣が一閃を放つよりも先に、長槍によるランサーの払いが牽制し、その下から短槍が更なる動きを封じる。

しかしランサーがそれでセイバーをリード出来ないのは、それらが圧倒的に手傷を負わされる可能性を孕んでいたからだ。

他でもない、ゼロの存在によって。





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