142: ◆y1mocXMtjQ[saga]
2014/02/16(日) 00:39:25.75 ID:jclmRc09o
━━━━━ 僅かに時は遡り、ゼロへと至る。
セイバー「爆ぜよ、風王結界!!」
瞬間、僅かに黄金の輝きを垣間見せた直後に莫大な魔力の風がセイバーの周囲で爆ぜた。
一瞬にして爆撃のように瓦礫を土砂ごと巻き上げ、地を揺るがす程の衝撃が走る。
灰色の煙が立ち込む中で、セイバーは煙幕を切り裂き、地を這うように駆け抜ける。
セイバー(やはり……飛び道具…いや、武器!)
柄を握り締め、地をセイバー以上に這うように迫ってくる『それ』を踏み込みと同時に一閃の下に弾き返す。
後方から同じく並走しようと追ってくるランサーの気配を感じながらも、セイバーは振り返る余裕がなかった。
ゼロを中心に斬撃の風が円を幾度と描き、その度にセイバーの足を止められるからだ。
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