11:水瀬伊織親衛隊長[saga]
2014/02/09(日) 00:24:52.39 ID:IKifPC4to
「ふいー、やっと終わった……」
おじさんのような声が出てしまったが、とりあえずの苦行は終わった。
都内の私大の入学式というのはキャンパスとは全く関係ないところで行うケースが多い。私が通う大学もその例にもれず、授業日やガイダンスはまた後日となる。
そのため、この後必死にアドレス集めなどをする必要はとりあえず無いのである。
「お疲れ様、愛梨ちゃん」
のろのろと歩く私に声をかけてきたのはサングラスを掛けた女性であった。
引き締まった体、スラリと伸びた脚、そして体にフィットしたパンツスーツが見事に似合っている。できる女の人、という感じ。
「もしかして、お母さんの……」
「ええ、黒川千早。あなたのお母さんとは仲良くさせてもらっているわ」
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