過去ログ - シンジ「帰ろう……僕たちの――」
↓ 1- 覧 板 20
69:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage saga]
2014/02/11(火) 23:14:41.00 ID:zpevakZ+0
レイ「!」
シンジ「……」
レイ「……確かにそう言っていたわ」
シンジ「たくさんの使徒とエヴァで戦って……最後はエヴァのせいで世界が滅びる夢」
レイ「!」
シンジ「すごく嫌な夢だった。いや、嫌なんて言葉では、とでも言い表せない――」
レイ「……そう……」
シンジ「夢に出てきた使徒は、あのあと僕たちが実際に戦った使徒とほとんど同じだった」
レイ「えっ?」
シンジ「予知夢っていうのかな……でも、僕は本当はそんな生易しいものじゃないような気がしてる。実際に見てきたような……僕自身が体験したみたいな……」
レイ「だから、鈴原君が心配だったの?」
シンジ「うん……。いやな夢だけど、いいこともあった。夢の中の戦いのようすを思い出して、有利に戦えることがあったから」
レイ「有利?でも、このあいだ碇くんは……」
シンジ「違ってきていることもたくさんある。僕が変えてしまったんだ。この前の使徒は、夢の中ではアスカが出て……ひどい目にあった。最後は君が槍で仕留めた」
レイ「……碇くんは……槍のことを知っていたというの?」
シンジ「言ったろ?夢に出てきたんだよ。知っていたと言えるかどうか……」
レイ「……なぜ、それを今になって話すの?」
シンジ「次の使徒も夢のとおりだったら……それこそ確実に倒したいから」
レイ「なぜ?」
シンジ「夢では、次の使途が手強くて……」
レイ「……」
シンジ「君が零号機を自爆させて僕を助けたんだ」
レイ「!!」
シンジ「僕は……怖い。その時になってみなければわからないけど、使徒の様子は、いままでは、ほとんど夢の通りになってる」
レイ「……」
シンジ「綾波が自爆しなきゃならないようなことには、絶対したくないんだ。だから……知っておいて欲しかった」
レイ「そう……」
シンジ「僕が必ず助けるから、もしそういうことになっても、絶対自爆なんかしちゃ嫌だよ」
221Res/238.29 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。