過去ログ - 美琴「インデックス、ダメ堪えて」インデックス「で、でも、もう無理かも……」
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/02(日) 21:49:52.39 ID:aXkAlMkb0
インデックス「まず、一つ!」
美琴「お、おう」
インデックス「この間作ってもらったおしゃぶり無くしました!」
美琴「いや、それはかまわないけど」
インデックス「二つ! この前連れてってもらったラーメン屋、マズかったかも!」
美琴「なんですとッ……」
インデックス「三つ! みことのゲコ太のストラップ踏んづけて壊したの私なんだよ!」
美琴「ぶッ!?……許さん」ビリッ
インデックス「あ、痛い痛い! 痺れてる! ごめんなさいッ」
美琴「……それだけなの?」
インデックス「四つ……」
美琴「……」
インデックス「……お茶会、一緒に行って欲しかった……かも」
美琴「……」ズキッ
インデックス「……用事あるなんて、言ってなかったんだよ。うそ……だよね」
インデックスは、真っ直ぐにこちらを見ている。
美琴「……うん」
インデックス「私と一緒にいるの……いや?」
美琴「そんなこと言ってないじゃない……」
インデックス「みこと、例えそれが嘘でもいいんだよ。私は、みことの幸せを祈るって決めたから」
美琴(だから……どうして、そこまで言えるの……)
インデックスは笑っている。美琴にはそれが自分を不安がらせないようにするための気遣いであると知っている。知っているからこそ、なおのことこのインデックスという少女が、どうして自分にここまで優しく献身的に接してくるのか、疑問に思うのだ。
唐突に、上条当麻の屈託のない笑みが、美琴の脳裏に蘇る。
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