過去ログ - 美琴「インデックス、ダメ堪えて」インデックス「で、でも、もう無理かも……」
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54:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/02(日) 21:52:12.62 ID:aXkAlMkb0
インデックス「ただ……迷惑なんじゃないかなって、私の独り善がりなんじゃないかなって思ったらやっぱり怖いんだよ」

美琴「迷惑じゃないのよ……」

インデックス「良かった……」

美琴「でも、私には……自信がない。……あいつにシスターズの件で助けられた時も、どうしてって思ったの。嬉しかったのはもちろんだけど、守ってもらっておいて、私が、私自身を否定してしまう……こんなのあいつにも妹達にも申し訳ない……」

インデックス「……みこと、私達は誰かに助けてもらったり、守られたりして生きていくんだよ。それはあったかいことで、後ろめたいことかもしれないけど」

美琴「それが、苦しい」

インデックス「みこと……」

美琴「あんたたちは、凄いわよ……呼吸するみたいに、自然に救いの手を差し伸べて……」

インデックス「……みことにだってそれはできるんだよ」

美琴「……ヒーローってさ、弱いものを救うけど、あまりにも弱い人間にとっては……近づけば……毒になることもある」

美琴(……どうして私こんな弱音ばかり……こいつに話しちゃうの?)

インデックス「……みこと、私にはあなたを救いたいとか守りたいとか、そんな立派なものはなくて、ただ喜んでもらいたいだけなんだよ。笑って欲しいんだよ……私だって自分の我がままで動いてるだけなんだから」

美琴「それは、嬉しい……でも、嫌なの。あんたを縛っている気がして。あいつから奪っているような気がして……私、あいつに嫉妬してる……負い目を感じてる……あんたはここにホントはいちゃいけないって……自分の感情がバラバラで掴めなくて……混乱してる」

インデックス「……まだ、遠慮してたの」

美琴「するわよ……」

インデックス「……」




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