過去ログ - ほむら「想いの欠片」
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81:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/11(火) 23:55:24.82 ID:4W+e2BTSo

言葉を受けた巴マミは、ゆっくりと手を頭の上に動かした。
それが何を意図してのものか、測りかねて、注視する。
彼女の細やかな手は、頭に付けられた飴色の綺麗な宝石を取り外し、掌に収める。
それは、彼女の魂の結晶。

百江なぎさも同じく、その行動の意味を理解しかねている。
巴マミは静かにそれを、胸の前に持って来た。
そして、差し出して、言う。


「……私、そんなに優しく見えるかな」


「全然、そんなことないのに。いつも自分のことばっかり考えてて、あなたを強引に起こしたりして」


「大切な友達が喜んでるのに、それを素直に祝福してあげられないような、ずるい子で」


「今だってあなたの言葉を聞きながら、どうやったら説得できるかなんて、そればかり考えてる」




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