82:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/11(火) 23:56:18.84 ID:4W+e2BTSo
自己嫌悪の色を浮かべながら、彼女は静かにソウルジェムを握っては開き、開いては握り。
そして、机に置いた。
かたん、と音を立てた一つの命は、人差し指の力を受けて、机の上を滑る。
その先は、百江なぎさへ。
その声も、百江なぎさへ。
「半身、か」
「私もね、ずっと探してる」
「魔法少女になったあの日から、命懸けで。なくしてしまった私のかけらを」
巴マミの契約は、二つの犠牲により執り行われた。
一つは彼女自身の魂。
一つは、彼女の、家族の、命。
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