過去ログ - 魔王「人間が我に何用だ」 友「協力したいと思いまして」
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194: ◆smf.0Bn91U[sage saga]
2014/03/10(月) 20:19:17.80 ID:2pc11Fd30
友「……信じてくれるんですか?」


側近「……咄嗟にとは言え、ああして危険に身を晒して、自分が勇者の味方ではないと示してくれたんです」

側近「信じないわけにはいきません」

側近「何よりあの話をした女性、昔からの顔なじみだったようですし」

側近「でなければ、神に操られていたあなたが、魔王様の居城を教えようとはしないはずですからね」


友「……その言葉すら、ウソかもしれないんですよ?」


側近「それはないでしょう」

側近「それならあなたと勇者一行がグルだったということになります」

側近「だったら今頃あなたは、鎧に貫かれているはずです」


友「……そう、でしたね……」


側近「……それとも、あの女性と顔なじみだと知られたくない理由でも?」


友「……いえ」

友「ただ、あの女剣士――幼馴染と、勇者とボクは、子供の頃から一緒でした」

友「それなのに、忘れられていた」

友「それが少し、自分でも認められないだけで……」


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