過去ログ - 魔王「人間が我に何用だ」 友「協力したいと思いまして」
1- 20
221: ◆smf.0Bn91U[sage saga]
2014/03/13(木) 01:07:33.72 ID:YniI4sfC0
友「それで、結局どうして五年も経っていたと思い込んでいたのかですけれど……」

友「おそらくは、世界のことを知った時に、何かあったんだと思います」


側近「……ふと思ったのですけれど、その知識とやらはどうやって手に入れたのですか?」


友「それです」


側近「……どういうことです?」


友「ボクは、その情報を得た場所・方法の記憶すらないんです」

友「記憶の中にあるのは、いつの間にか世界についての知識があった、といった感じなんです」

友「まるで、散歩をしているとき、ふと天啓が降りて来たような……」

友「神が勇者達に与えた、神託のような……」


側近「それなら……あなたはやっぱり、勇者サイドの……?」


友「それなら、こんな話を側近さんにさせないでしょう」

友「こんな、スパイだと明かすような行動を」


側近「……それすらもだとすれば……」


友「だとしたら、もうボクにはどうすることも出来ません」

友「神が、死んでも構わないけれど生きていればめっけもの程度の存在、なんて認識でボクをここへと送り込んだのなら、もうどうすることも出来ないですよ」

友「ただ、それでボクが裏切りそうになったら……側近さんなら、ボクを殺してくれるでしょう?」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
327Res/239.72 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice