過去ログ - 魔王「人間が我に何用だ」 友「協力したいと思いまして」
1- 20
280: ◆smf.0Bn91U[sage saga]
2014/03/17(月) 23:54:55.11 ID:KRGZVoNl0
 相手の攻撃の速度、軌道を読み、避けることに専念――


「疾風!」


 ――し始めた、その攻撃の速度が、急に上がった。


「っ!」


 さっきの声は……僧侶!?

 そうか……今まで何もしてこなかったのは、この一撃に賭けていたからか……!


 この、こちらが勇者の速度を読み、避ける動作に移り、避けられないタイミングを見計らい、攻撃のタイミングをズラすために……!



 して、やられた。


 魔王を狙うという言葉も、剣士の動きも、全ては囮。


 ……舐めきって、油断していた。


 しかし、それもまた、勝負。


 ボクは今回のこの勝負において、負けた。

 ただ、それだけだ。


 もう、この横薙ぎを避けることなんて、出来ない。





 鎧に触れたその瞬間。

 鎧は砕け、その衝撃でボクは吹き飛ばされた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
327Res/239.72 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice