過去ログ - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
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19: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/12(水) 21:18:40.49 ID:cJv6xySVo

和「咲さんは…まぁ、聞かなくても良いですよね」
咲「むぅー…それどういう意味?」
和「さぁ、どうでしょうね。でも、そろそろ素直になった方が良いと思いますよ」
咲「うー…」
京太郎「ん?」
優希「京太郎には関係ないことだからあんまり考えなくても良いじぇ」

一体、咲が何を素直になるというのだろう。
コイツは意外と自分に正直なタイプだと思うのだけれど。
そんな風に思う俺の横で優希が呆れたようにそう口にした。
まぁ、確かに咲が素直になる云々に俺が関係しているとは思えないけど…呆れるような優希の様子はちょっと気になる。
咲もモジモジいながらこっち見てくるし…一体、なんだって言うんだ?

和「っと、ここでお別れですね」
優希「咲ちゃん、寝坊しちゃダメだじぇー」
咲「し、しないよ!」
京太郎「ちゃんと起こすから大丈夫だよ。じゃ、お疲れー」

そう言いながら俺たちは別々の道へと進む。
もう日も落ちて完全に真っ暗だけれど、和も優希も、家はこのすぐ近くだ。
周りは住宅地で特に危ないものもないし、わざわざ家まで送って行かなくても大丈夫だろう。
それよりも問題は俺の隣にいるポンコツ娘だ。
慣れた場所でも簡単に迷子になるし、長野住まいなのにさっきみたいに簡単に滑るコイツを一人にはしておけない。

京太郎「(…でも、俺はもうコイツの側にいてやれる時間が殆ど無い…)」

俺がいなくなった後、咲はどうしていくのだろう?
母親に代わって家事はしているし、しっかり者である事は確かだ。
でも、ソレ以上に宮永咲というのは隙が多くて放っておけない生き物である。
勿論、和たちが出来るだけフォローしてくれると思うけれど… ――



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