過去ログ - 【咲―Sski―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」【永水】
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252: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/17(月) 22:45:57.28 ID:l9uQc+j4o

霞「それに少しずつ女物の服にも慣れていってもらわないと」
京太郎「…それってもしかして…」
霞「えぇ。今から須賀君には巫女服を着てもらおうと思って」

以下略



253: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/17(月) 22:46:25.51 ID:l9uQc+j4o

京太郎「(…だから、問題は巫女服の方なんだよなぁ)」

正直、紅白のそれに袖を通すのはぶっちゃけかなりの抵抗感がある。
化粧の時はまだ無理矢理されてしまったという名目があったが、今回はそうじゃないのだから。
以下略



254: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/17(月) 22:46:57.71 ID:l9uQc+j4o

京太郎「石戸さん、大丈夫ですよ」
霞「…そう?」

そう呼びかける俺の声に石戸さんが扉を開けて顔を出す。
以下略



255: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/17(月) 22:47:39.84 ID:l9uQc+j4o

霞「ふふ…でも、私達の中で一番オシャレなのは初美ちゃんなのよ」
京太郎「…アレはオシャレに入るんですかね」
霞「え?でも、オシャレな人ってあんな風に自分流に着崩したりするんじゃ…」
京太郎「アレはどう考えてもやり過ぎです」
以下略



256: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/17(月) 22:48:10.68 ID:l9uQc+j4o

霞「…まったく…本当に今日はスパルタでいかないとダメかしら」
京太郎「石戸さぁん…」
霞「そんな情けない声出してもダメです」

以下略



257: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/17(月) 22:48:40.96 ID:l9uQc+j4o

京太郎「はー…はー…」

キツイ(絶望)
いや…マジで思ったより要求ハードルが高くってキツイ。
以下略



258: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/17(月) 22:49:12.53 ID:l9uQc+j4o

霞「でも、須賀君ってば意外と才能あるのね」
京太郎「え?」
霞「思いの外上手で指導にも熱が入っちゃった、ごめんなさいね」
京太郎「い、石戸さん…」
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259: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/17(月) 22:50:03.76 ID:l9uQc+j4o

―― それから始まった舞は…本当に俺とはレベルが違った。

一つの挙動にまで魂が篭っていると言えば良いのか。
ほんの僅かな動きでも目を惹きつけられ、意識が飲み込まれていく。
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260: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/17(月) 22:50:33.00 ID:l9uQc+j4o

京太郎「(…そのままで良いはず…ないよな)」

俺はもう伝えるべき事を伝えて、石戸(姉)さんはそれに返事を返した。
ならば、この話題はここで終わっても恐らく何の問題もないのだろう。
以下略



261: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/17(月) 22:51:49.54 ID:l9uQc+j4o

霞「…もう。そんなお世辞言って…明日からのお稽古に手を抜いたりしないわよ」
京太郎「ダメですか」
霞「ダメよ」

以下略



262: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/02/17(月) 22:52:18.55 ID:l9uQc+j4o

京太郎「…ぅわっ!」

俺が踏みつけたのは床ではなかった。
その間に入り込んだ紅い袴 ―― つまりは服の裾だったのである。
以下略



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