過去ログ - 二鳥修一「ぼくの、バレンタインデー」
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1: ◆ynV98nmqxA[saga]
2014/02/13(木) 10:50:37.02 ID:Di0Mc64Q0
――2/13(昼休み) 学校――

さおり「一人で行くわ」

千鶴「そこをなんとか! あたし、何が必要とかまったく分からないんですよ! どーにかお願い!」

さおり「白井さんと行けばいいじゃないの」

桃子「そ、そうよ。別に千葉さんが一緒じゃなくても……」

千鶴「それは無理! だってモモ、そういうの知らないもん」

桃子「知らないんじゃないのよ! ただ、今までそういうのを作ってみたことがないだけで――」

さおり「それを世間一般では『知らない』っていうのよ」

桃子「言われなくても分かってるわよ!」

千鶴「ね? ね? うちの親とかそういうの疎いから知らないし! それにほら! 去年も
   さおりん、それっぽいのみんなに配ってたでしょ?」

さおり「さらっと“さおりん”って呼ばないで頂戴……」

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2: ◆ynV98nmqxA[saga]
2014/02/13(木) 10:55:06.09 ID:Di0Mc64Q0
※「放浪息子」SSとなります。時系列は中学校三年生の二月(原作12巻の高校入学までの空白期)と設定しています※


3: ◆ynV98nmqxA[saga]
2014/02/13(木) 11:01:43.18 ID:Di0Mc64Q0
修一「千葉さん、兼田先生が職員室までって」

さおり「先生? ……ああ、進路のことね。わざわざごめんね」

修一「ううん、それは大丈夫だけど――」
以下略



4: ◆ynV98nmqxA[saga]
2014/02/13(木) 11:10:36.96 ID:Di0Mc64Q0
修一「でも去年もらった手作りのチョコクッキー、とてもおいしかったよ?」

さおり「あら、覚えててくれたんだ。今年も楽しみにしてて」

千鶴「なんだーちゃんと作れるんじゃん! ねーねーこの通り!」
以下略



5: ◆ynV98nmqxA[saga]
2014/02/13(木) 11:24:53.95 ID:Di0Mc64Q0
修一「あはは……だから僕も、実は今日の放課後、手作りチョコ、教えてくれる人と会う約束してるから。
   その、よかったら更科さんたちも」

千鶴「さっすがにとりん! ちーちゃんより断然女子力抜群だね! いいの? モモも一緒とだけど!」

以下略



6: ◆ynV98nmqxA[saga]
2014/02/13(木) 11:40:05.45 ID:Di0Mc64Q0
――2/13(放課後) 校門前――

よしの「……それでこの人数になったんだ」

誠「いつの間にか大所帯になっちゃったね、にとりん」
以下略



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