79: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 21:55:51.87 ID:XUCo7HEVo
――――――
まどか「はぁ……」
まどか(少し落ち着いたおかげでなんとか考えはまとまったかな。やっぱり屋上に呼び出して……)
80: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 21:56:39.60 ID:XUCo7HEVo
さやか「ほむら?……ごめん、わかんない。あたしも教室出てて、今戻って来たところだし」
まどか「そ、そっか……」
さやか「カバンが無いってことは、もう帰っちゃったんだと思うけど。何か用だったの?」
81: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 21:57:23.65 ID:XUCo7HEVo
さやか「もう帰っちゃってるなら家にいると思うけど…何ならあたしが今どこにいるか電話しようか?」
まどか「……ううん、いいよ。わたし、ほむらちゃんの家に行ってみる」
さやか「ん、わかった。あたしはもうちょっとバレンタインの空気に浸ってくよ」
82: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 21:57:50.20 ID:XUCo7HEVo
――――――
まどか「……」
まどか(い、勢いに任せて来ちゃったけど……)
83: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 21:58:49.65 ID:XUCo7HEVo
ほむら「……ど、どうしたの?私の家の前で何か考え込んでたみたいだけど」
まどか「あ、あの、えっと、その……」
まどか(い、言わなきゃ。もう…逃げてる場合じゃないから……!)
84: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 21:59:39.65 ID:XUCo7HEVo
ほむら「……それで、私に何の用かしら?」
まどか「あ、あのね…ほ、ほむらちゃんに用があるって言ったのは…えっと……」
まどか「……わ、わた、わたし、あの、ほ、ほむらちゃんが……」
85: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 22:00:33.92 ID:XUCo7HEVo
――――――
ほむら「……まどか、落ち着いた?」
まどか「うん。ありがとう、ほむらちゃん」
86: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 22:01:26.82 ID:XUCo7HEVo
まどか「……ほむらちゃん。これ、受け取ってほしいんだ」
ほむら「それって…チョコ、よね?」
まどか「……うん」
87: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 22:02:16.20 ID:XUCo7HEVo
まどか「……ほむらちゃん。わたしは、ほむらちゃんのことが大好き。友達じゃなくて、特別な人として」
まどか「ほむらちゃんとそういう関係になりたくて、ほむらちゃんだけを想って…本命チョコ、作ったの」
ほむら「私だけを……?」
88: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 22:03:04.44 ID:XUCo7HEVo
まどか「もし、わたしを受け入れてくれるのなら…このチョコ、受け取ってほしいな……」
ほむら「わ、私は…その……」
まどか「ほむらちゃん……?」
89: ◆SjWXMdM6SY[saga]
2014/02/14(金) 22:04:19.96 ID:XUCo7HEVo
ほむら「……本当は私からと思ってたのだけど、お返しという形になってしまったわね」
まどか「あ…それ、さっきの……」
ほむら「さっきは覆いがしてあったから、中身がわからなかったわね。……これが、中身」
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