過去ログ - 後輩「咲きましたねー」先輩「そうだな」
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17: ◆dINyckyVoNyT
2014/02/17(月) 12:28:59.96 ID:vsBcL6Nt0
後輩「第一分隊は東より川沿いから進行、目的地に到着後待機し第三分隊第四分隊の連絡を待て」

後輩「第三分隊は西から迂回し市街地まで進行、各個配置につけ。建物の崩壊等のトラブルにより配置に付けない場合は第四分隊と合流のため南へ退け」

後輩「第四分隊はこのまま北へ進行、目的地まで直行の形になるため速度は落としておく。目的地に到着後第一分隊に連絡、その後迫撃砲による陽動をかける」

後輩「第二分隊は第四部隊と共に進行、目的地に到着後後方支援、怪我人の手当等を任せます」

後輩「それではこれより隊長から本作戦開始にあたってのお言葉をいただく」

先輩「今回の作戦で、大きく戦局が動く事になる。一人として欠ける事なく、本国の栄光を勝ち取る様を必ず見届けよう」

後輩「それでは全員行動前の準備を開始してください」



先輩「……」

後輩「……まさか少尉殿の口から生き残るように言われるとは誰も思わなかったでしょうね」

先輩「誰も死ぬ気なんてさらさらないんだ、わざわざ死にに行くぞ、だなんて気が滅入る」

後輩「はは、それもそうですね。それで、少尉殿」

先輩「先輩、でいい」

後輩「……そんな時間じゃあないんですが…」

先輩「いいんだ。自分の名前を呼んでくれる誰かがいるのは、心強い」

後輩「しょうがない人ですね……先輩」

先輩「別にそれぐらい構わんだろう、お前も」

後輩「ええ、もちろんですとも。自分、第三ですので先に行ってお待ちしていますよ」

先輩「到着が遅れてる間に物陰でサボってたらバッチリ迫撃砲をお見舞いしてやる」

後輩「仲間に向かってなんて事するんですか!」

先輩「ふふ…」

後輩「ま、キッチリやりますよ。訓練ではないので」

先輩「そうだな……後輩」

後輩「はい」

先輩「生きて帰るぞ」

後輩「もちろんですよ。おいしーい酒が待ってるんですから」

先輩「花より酒か」

後輩「おおっと?間違えてしまいました」

先輩「せいぜい足掻こう、這いつくばってでも」

後輩「元からそのつもりですよ、それでは……行ってきます、先輩」ス

先輩「ああ」

先輩(………寒いな……雪がちらついてる)

先輩「第四分隊、準備はいいな?これより作戦を開始する!」


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