過去ログ - キラキラのかたち
1- 20
15: ◆iUFOzRwgx6[saga]
2014/02/15(土) 00:09:31.59 ID:ovDwdCLe0
「真クンは舞台多いんだって?」

「男役のオファーばかりなのは、もうあきらめたそうよ。」

「いつだったかのフライヤーの写真かっこよかったの!」
以下略



16: ◆iUFOzRwgx6[saga]
2014/02/15(土) 00:11:52.28 ID:ovDwdCLe0
「タイトなスケジュールだってよく聞いてたけど……」

「萩原さん、半年間かかりっきりだったわね。」

「雪歩は強いから、キツイ現場でもこなせたんだと思うな。」
以下略



17: ◆iUFOzRwgx6[saga]
2014/02/15(土) 00:12:41.12 ID:ovDwdCLe0
「!……千早さん、それオフレコ?」

「あ、ごめんなさい。美希相手だったからつい……最新情報よ。」

ウィンクをして目くばせすると、彼女は驚いた表情で……
以下略



18: ◆iUFOzRwgx6[saga]
2014/02/15(土) 00:14:57.34 ID:ovDwdCLe0
「ふふふっ、じゃああの三人があいかわらずなのは知っているのね。」

「いまだにハニーと律子が結婚しないのにデコちゃんいらいらしてるの。」

「二人なりに音無さんに気を使っているんじゃないかしら?」
以下略



19: ◆iUFOzRwgx6[saga]
2014/02/15(土) 00:17:02.05 ID:ovDwdCLe0
「ねえ、美希。美希はプロデューサーの事……」

彼女はちょっとだけ視線を外して、間を作ってから……

「あの当時、ハニーの事が好きだったのは嘘でもなんでもないよ。」
以下略



20: ◆iUFOzRwgx6[saga]
2014/02/15(土) 00:19:16.44 ID:ovDwdCLe0
驚いた表情を隠せないでいると……

「今、改めて振り返ってみると……だよ?当時はそう思ってなかったよ。」

「そうなんだ……」
以下略



21: ◆iUFOzRwgx6[saga]
2014/02/15(土) 00:22:17.37 ID:ovDwdCLe0
「……あの時、どうして美希はアイドルを辞めようと思ったの?」

単純なの、と前置きをした彼女は……

「ミキがキラキラする場所はここじゃないって気づいたの。」
以下略



22: ◆iUFOzRwgx6[saga]
2014/02/15(土) 00:24:22.22 ID:ovDwdCLe0
「ミキね、もちろんアイドルは楽しかったよ。」

「千早さんたち……事務所のみんなも大好きだったし。」

「ずっとこのまま……みんなでキラキラしていければなって思ってた。」
以下略



23: ◆iUFOzRwgx6[saga]
2014/02/15(土) 00:26:23.49 ID:ovDwdCLe0
「普通、なのかもしれないね。でも……」

「みんなそれぞれ別々にキラキラしてるの。」

「アイドルって特別なキラキラだけど……」
以下略



24: ◆iUFOzRwgx6[saga]
2014/02/15(土) 00:28:18.56 ID:ovDwdCLe0
彼女は友人に勧められて、アイドルの道に入った。

春香みたいにアイドルになりたかったわけではなく、私みたいに歌しかないわけでもない。

正直1年でトップアイドルの座に上り詰めた彼女は、稀有な存在であり……
以下略



25: ◆iUFOzRwgx6[saga]
2014/02/15(土) 00:31:00.70 ID:ovDwdCLe0
けれど、アイドルは商品でもある。

自分の意志で進む道を選ぶなんて、周りの汚い大人たちがなかなか許さない。

「アイドルアルティメイトの前にね、ハニーにお願いしたの。」
以下略



26: ◆iUFOzRwgx6[saga]
2014/02/15(土) 00:32:05.24 ID:ovDwdCLe0
「もちろんハニーには引き止められたけど……」

「社長がハニーを説得してくれたの。」

「社長が……?」
以下略



27: ◆iUFOzRwgx6[saga]
2014/02/15(土) 00:33:52.38 ID:ovDwdCLe0
「社長はハニーに色々と言っていたけれど……」

今の私なら、その時社長がどんな話をしたのか少し想像できる。

人一人の人生を縛るって大変なこと。
以下略



28: ◆iUFOzRwgx6[saga]
2014/02/15(土) 00:35:28.01 ID:ovDwdCLe0
「ずっと気になってて……今なら、聞いてもいい時期かなって……」

「千早さん、ミキの事気にかけてくれてたんだね。」

「当たり前じゃない!」
以下略



29: ◆iUFOzRwgx6[saga]
2014/02/15(土) 00:37:03.03 ID:ovDwdCLe0
「でも少し安心もしたの、千早さん少し人間臭くなったかな?」

「なにそれ、昔の私が人じゃなかったって言うの?」

「歌のサイボーグだったの。」
以下略



30: ◆iUFOzRwgx6[saga]
2014/02/15(土) 00:39:14.27 ID:ovDwdCLe0
「『言いたくないなら言わなければいいじゃない。言いたくなったなら話なら聞くわよ。』」

「千早さん、やっぱりちょっと変わったの。それにしてもそっくりなの。」

「そんなに変わったつもりはないけれど。」
以下略



31: ◆iUFOzRwgx6[saga]
2014/02/15(土) 00:41:18.65 ID:ovDwdCLe0
「……でも安心した。美希は本当にやりたい事をやっているのね。」

「うん、あとはミキの本当のハニーを見つけるだけなの。」

「それこそ、あずささんみたいな事言うわね。」
以下略



32: ◆iUFOzRwgx6[saga]
2014/02/15(土) 00:43:42.97 ID:ovDwdCLe0
「時間が出来たら、事務所に遊びに来てみたら?」

「んー……その気持ちはあるんだけど。」

ちょっと間を空けて……
以下略



33: ◆iUFOzRwgx6[saga]
2014/02/15(土) 00:57:32.05 ID:ovDwdCLe0
「卒業したら765プロに入社して、小鳥より先に寿退社するのが今の夢なの。」

「ちょ、ひどい……ふふふっ。」

「ちゃんとこれ、小鳥に伝えておいてね。」
以下略



34: ◆iUFOzRwgx6[saga]
2014/02/15(土) 01:03:54.76 ID:ovDwdCLe0
終わりです。

みんなオンリーワンな話はよくあるけれど
ちょっと大人になった美希と千早で

以下略



35:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/02/15(土) 03:18:51.54 ID:HVdvdtAp0



話はとてもよかったけれど、
画像にはかなりびっくりしたwwww


35Res/14.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice