17:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/17(月) 12:54:38.48 ID:Lf9P6+6/o
ー 公園
なぎさ「マズいことになったのです」
杏子「魔法で作ったって、素直に言っちゃえば?」
18:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/17(月) 12:58:25.62 ID:Lf9P6+6/o
杏子「だけどさ、仮にそうだとしても、魔法で作ったことに何か問題あるの?」
杏子「おいしかったらいいじゃん」
なぎさ「……おそらくですけど、『自力で作ってくる』ってところに引っかかってしまったんじゃないでしょうか?」
19:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/17(月) 13:01:04.82 ID:Lf9P6+6/o
○ マミホーム
マミ「美樹さん」
さやか「は、はい」
20:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/17(月) 13:05:52.93 ID:Lf9P6+6/o
マミ「わからないわよね。私も、彼女がその魔法使ってるのは、ある時を境に一度も見たことないわ」
マミ「佐倉さんはそういう魔法をあえて使わないんじゃない」
マミ「あることが原因で使えなくなってしまってるみたいなの。ちゃんと、キュゥべえにも確認をとったわ」
21:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/17(月) 13:11:34.43 ID:Lf9P6+6/o
マミ「私が直々にあれこれ出来るのが理想的でいいんでしょうけど」
マミ「生憎あの子は、今更私と特訓しようなんて話、了承しようとしないはず」
マミ「美樹さんに、特訓の傍ら、佐倉さんの魔法を取り戻す手がかりを探してほしいの」
22:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/17(月) 13:12:55.90 ID:Lf9P6+6/o
○ マミホーム
なぎさ「ご、ごめんなさいなのです!マミ!」
なぎさ「あのチョコは、私が魔法を使って作ったものなのです!」
23:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/17(月) 13:19:01.00 ID:Lf9P6+6/o
なぎさ「だから、チョコのレシピとかはなぎさにはよくわかりません」
さやか「……ということはさ、あのチョコって魔力でできたチョコだったてわけ?」
杏子「うーん。魔力そのものだったら、アタシかマミのどっちかは気付いたんじゃないかな?」
24:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/17(月) 13:20:46.92 ID:Lf9P6+6/o
○ マミホーム
マミ「なぎさちゃん、私がいつも作ってる料理、おいしいかな?」
なぎさ「もちろん!おいしいのです!誰が食べてもおいしいということ請け合いなのです!」ニコニコ
25:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/17(月) 13:27:51.99 ID:Lf9P6+6/o
マミ「……それに、私が本当に気になってるのはね」
マミ「なぎさちゃんがこんなにおいしいチョコを作れるんだって思ったときに」
マミ「今まで私が、なぎさちゃんに料理を教えてるつもりだったのが急に恥ずかしくなったこと」
26:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/17(月) 13:29:36.69 ID:Lf9P6+6/o
なぎさ「お返しになぎさも一つ、つまらない昔話をマミにするのです」
なぎさ「病気で死にたくなかったから、魔法少女になればそれを克服して生きていけるって、キュゥべえに聞いたから」
なぎさ「そのとき、唯一欲しかったチーズケーキを願い事にして、なぎさは魔法少女になりました」
27:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/02/17(月) 13:31:34.00 ID:Lf9P6+6/o
マミ「…………ええ、わかると思う、わ」
なぎさ「マミは見栄っ張りで、寂しがりで、悪いことを何でも自分ひとりのせいにして抱え込もうとするけど」
なぎさ「欠点があるからこそ、誰よりも人に対して優しい。そんなマミのことがなぎさは大好きなのです」
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