過去ログ - 不死鳥「どーした、人の子」
1- 20
10: ◆iGznqO269Y[saga]
2014/02/16(日) 07:45:26.83 ID:PLE5OY840
男宅

男(強く、かぁ……)

男(僕からは程遠い)
以下略



11: ◆iGznqO269Y[saga]
2014/02/16(日) 08:10:55.63 ID:PLE5OY840
数日後――

不死鳥「なー、アンタ……。なんだってまた此処に来たんだよ?」

男「いや?別に?一人ぼっちは寂しいからさ」
以下略



12: ◆iGznqO269Y[saga]
2014/02/16(日) 08:40:12.34 ID:PLE5OY840
男「無理。というか僕は君という最良の話し相手がいるわけだし、頑張ることないかなと思って」

不死鳥「また勝手だな。残された方はどうしたらいい?」

男「君の血を飲んだら僕も不死になれたりしないの?」
以下略



13: ◆iGznqO269Y[saga]
2014/02/16(日) 08:59:35.29 ID:PLE5OY840
不死鳥「死んだ後にどうなるかなんて誰にも解らないんだし、普通に生きてりゃいいんじゃないのか?
    アンタは只の人間なんだし」

男「普通に生きようにも僕は社会の爪弾き者でね。他人からまともな扱いを受けた覚えがない。」

以下略



14: ◆iGznqO269Y[saga]
2014/02/16(日) 09:15:38.41 ID:PLE5OY840
男「えー……」

不死鳥「あー……なんでもいいからアタシのところに来るなっての!来たかと思ったら愚痴られて、たまったもんじゃない」

男「……」
以下略



15: ◆iGznqO269Y[saga]
2014/02/16(日) 09:32:44.94 ID:PLE5OY840
更に数日――

不死鳥(……なんだろ、ちょっと寂しいな。)

不死鳥(人と喋ったのって1000年ぶり位だったもんなー……なんだかんだアイツと喋ってて楽しかったんだな、アタシ)
以下略



16: ◆iGznqO269Y[saga]
2014/02/16(日) 09:51:32.27 ID:PLE5OY840
ザクッザクッ

不死鳥「!?」

男「……」
以下略



17: ◆iGznqO269Y[saga]
2014/02/16(日) 10:11:57.89 ID:PLE5OY840
不死鳥「アタシさ、本当に弱いんだ」

不死鳥「アタシはさ、生命がこの星にあるのと同じ頃に生み出されてずっと生きてきた」

不死鳥「生まれた時から変身もできたし、人の子みたいな思考もできた」
以下略



18: ◆iGznqO269Y[saga]
2014/02/16(日) 10:41:28.26 ID:PLE5OY840
不死鳥「なのにどういう訳かアンタはここを見つけてアタシの前に現れた」

不死鳥「しかもアタシを見て気味悪がらない奇人ときた」

不死鳥「気味悪がらないどころか、二度と来るなと言ったら残念そうな顔すらする」
以下略



19: ◆iGznqO269Y[saga]
2014/02/16(日) 19:05:40.70 ID:PLE5OY840
午前は無言離脱失礼しました。再開します。


20: ◆iGznqO269Y[saga]
2014/02/16(日) 19:44:23.93 ID:PLE5OY840
男「所謂、一目惚れってやつなんだろうね。心細くて仕方なかった僕に話しかけてくれた君が愛しくて仕方なかった。
  二度目に来た日――君が『もう来るな』って言った日は、正直君に逢いたい一心でさ……」

男「ろくな話題がなかった所為で君には怒られちゃったけど、せめて謝れたらと思ったんだ」

以下略



21: ◆iGznqO269Y[saga]
2014/02/16(日) 20:24:21.30 ID:PLE5OY840
不死鳥「本当は、人の子がアタシの血飲めば不死になれるんだ」

男「……」

不死鳥「アンタがアタシでいいなら……だけど、アタシの終わりのない暇つぶしに付き合ってほしいんだ……」
以下略



22: ◆iGznqO269Y[saga]
2014/02/16(日) 20:42:31.42 ID:PLE5OY840
男「それにそんな力があったら君の相手は一人じゃないじゃないか」

不死鳥「大丈夫。この力の対象に取れるのはひとつの生命だけ」

男「ナイスご都合主義」
以下略



23: ◆iGznqO269Y[saga]
2014/02/16(日) 20:49:59.11 ID:PLE5OY840
ガリリッ

不死鳥は肌を裂いて切り口を男の方に向けた

不死鳥「悪いけど、早くして。切り口が塞がっちゃう」
以下略



24: ◆iGznqO269Y[saga]
2014/02/16(日) 20:57:13.04 ID:PLE5OY840
シュウウウウ……

男「はあ……死ぬかと思った」

不死鳥「良かった良かった。合格だよ。アタシの相手に相応しくないと、ここで死ぬらしいからちょっとヒヤヒヤしたな」
以下略



25: ◆iGznqO269Y[saga]
2014/02/16(日) 21:03:11.69 ID:PLE5OY840
不死鳥「よし、飛ぼう」

男「?」

不死鳥「ほら、アタシの背中に乗ってよ。お互い気の済むまで飛ぼう」
以下略



26: ◆iGznqO269Y[saga]
2014/02/16(日) 21:16:25.48 ID:PLE5OY840
バッサァバッサァ

不死鳥「どうだ?」

男「凄い……こんな景色見たことないよ……」ジーン
以下略



27: ◆iGznqO269Y[saga]
2014/02/16(日) 21:16:56.82 ID:PLE5OY840
不死鳥「どーした、人の子よ」




28: ◆iGznqO269Y[saga]
2014/02/16(日) 21:20:07.55 ID:PLE5OY840
凄まじい描写力不足と構成力不足をお詫び申し上げます。物語として見るというよりかは、
>>15-17あたりの乙女な不死鳥姐さんに萌えるためのSSと思っていただければ、と思います。

ご自由にレスをどうぞ。>>1は豆腐メンタルですのでお手柔らかにお願いします。
風呂をいただいてまいりますので、返信は遅れます。


29:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/02/16(日) 21:39:55.06 ID:Rr7cT4njO
乙でーす


30:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/02/16(日) 23:38:57.59 ID:vsAJBGCYo
乙だぜー!


30Res/12.56 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice