1:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/02/17(月) 13:03:08.81 ID:wDh1viy50
燈子「簡単に言えば。つよい恨みを抱いて死んだモノの呪いだ。」
式「なんだそりゃ、呪いってのは皆そういうモノなんじゃないのか」
燈子「厳密に言うと違う。 本来の『呪い』というのは、対象を定め、その相手に呪いが下ればそこで終わる物だ。
だが呪怨には終わりがない。 死んだモノが生前に接していた場所に蓄積され、「業」となる。 その呪いに触れたモノは命を失い、新たな呪いが生まれる。 螺旋のように無限に続いて行くんだよ。」
式「ふーん。 で、それがオレに何の関係があるんだよ」
燈子「今は関係ないだろうさ。 だがお前は二重存在者や存在不適合者といった『あちら側』の存在とどうも引かれ会うようだからな、私からの忠告といった所だよ」
式「忠告?」
燈子「もしお前がソレと関わり合いになったらってことさ。 ーーー悪いことは言わない、それに立ち向かおうだとか殺そうだとか思うな。」
式「…それじゃあどうしろって言うんだ」
燈子「絶対に関わるなーー。 としか言えないな」
式「なんだよそれ、解決になってないじゃないか。 だいたい、関わり合いになったらだとか、関わるなだとかどっちなんだ?」
燈子「解決法なんてないってことさ。 せいぜい予防策ぐらいだ。 いくらお前に直死の魔眼があるといえ、お前の枠組みが人間である以上絶対に勝てない、いや、そもそも勝つだとか殺せるだとかそういう問題じゃないものは確かに存在する。 それをしっかり肝に銘じておけ」
式「…ふん」
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