過去ログ - とある暗部の三馬鹿(デルタフォース)
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/14(金) 00:48:20.10 ID:n/GvR/0x0
その日は上条と麦野が中学生になっ て、初めての身体検査(システムスキャン)で麦野がレベル4の『原子崩し』に認定された翌日だった。
2人は施設の近くにあった寂れた公園に来ていた。
「当麻ー! 私、これからも頑張ればレベル5になれるかも!」
「沈利ならなれるさ、才能あるんだし。ま、上条さんは相変わらずレベル0だけどな」
ハハッと言って上条は短く笑った。
「なーに言ってるのかにゃーん? 当麻には『幻想殺し』があるじゃない」
「日常では全く役に立たないっつーの!
っていうかさ、中学生になったくせにまだにゃーんとか言ってるのか?」
「……当麻が猫が好きって言ってたからでしょ…」
「へ? 何か言ったか?」
「なーにも言ってませーん!」
この時には既に麦野は上条に対し、恋心を抱いていたが、鈍感な上条はそのことに全く気付いていなかった。
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