過去ログ - とある暗部の三馬鹿(デルタフォース)
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[saga]
2014/03/14(金) 00:55:57.75 ID:n/GvR/0x0
「し、沈利!? 大丈夫かっ!? おい、テメェら沈利に何をした!?」
「AIMジャマーだよ。あの機械を使って能力者に能力を使わせないようにしているだけだ。凡人には全く効果が無いがね」
上条は男が指差す方へ目を向けると男達が乗ってきた車から歪な形をした機械が見えた。
上条は動こうとしたが、いつの間にか背後に迫っていた別の男に取り押さえられた。いくら同年代の少年少女より身体能力が高くても、中学生が鍛えられた大人に抵抗出来るはずがなかった。
その上条の目の前で別の男が麦野に近づき、顔に向かってスプレーをかけた。
すると、麦野は力なく倒れ伏した。
「沈利ーッ!!」
「安心しろ。眠らせただけだ。それと君に言っておくが、君は二度と麦野沈利に会うことは無い」
上条が最後に覚えていたのは、男の言葉と麦野が車に入れられていく光景だけだった。
上条も麦野同様、スプレーをかけられたからである。
上条が目を覚ました時、公園には何も残されていなかった。上条は急いで麦野がいた施設へ向かったが、もぬけの殻だった。
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