過去ログ - 【ストパン】土方圭助の憂鬱 その3【土方×もっさん】
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403:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2015/03/20(金) 23:19:04.30 ID:juRTjgHq0
バルクホルン大尉は呆れたように言葉を続ける。

「別にどうしても欲しいってわけじゃない。こんな奴のサインなんぞにそこまでしなくても」
「いいの。もう決めたから」
「ハルトマン…………?」
以下略



404:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2015/03/20(金) 23:19:45.49 ID:juRTjgHq0
発進前の格納庫。
私は警戒のため出撃する坂本少佐たちを見送っていた。

「皆様、ご武運を」
「うむ。貴様は何も心配せず待っているがいい」
以下略



405:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2015/03/20(金) 23:20:31.35 ID:juRTjgHq0
「けーすけ」

その背中を見送る私に、後ろから声がかけられた。
振り返るとエーリカさんとマルセイユ大尉が立っている。

以下略



406:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2015/03/20(金) 23:21:23.10 ID:juRTjgHq0
「最終確認です。目標はマルタ島の首都、ヴァレッタを占拠するネウロイの排除。坂本少佐の索敵により、要塞化した半球状の部分の中にコアがあることは確認できていますが、外から中の様子は分かりません。伊401で海中よりヴァレッタ市内の港に突入。内部の様子を確認すると同時にコアを破壊してください」
「はーい」
「了解だ」
「では潜水艦部隊、突入!」

以下略



407:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2015/03/20(金) 23:22:03.40 ID:juRTjgHq0
それに少し遅れて残り個体数をカウントしているのであろうお二人の声もまた聞こえてきた。

「38」
「35だよ」
「え、ど、どっちが正しいんですか?」
以下略



408:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2015/03/20(金) 23:22:38.13 ID:juRTjgHq0
しかし、お二人にとってはこれからが本番であったようだ。

「20機だよ」
「私も20機だ」
「引き分けだね」
以下略



409:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2015/03/20(金) 23:23:09.09 ID:juRTjgHq0
そしてその翌日。
私と宮藤さん、そして坂本少佐とエーリカさんの4名は食堂に集まり、「雑誌の取材がある」とデブリーフィングもそこそこにアフリカへと帰って行かれたマルセイユ大尉の話に花を咲かせていた。

「やれやれ。何とも嵐のような奴だったな」
「ほんとほんと」
以下略



410:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2015/03/20(金) 23:24:13.56 ID:juRTjgHq0
「……そのことなんだが、奴が出発の時に『バルクホルンの妹に渡してくれ』と言ってこれを渡された」
「あ…………」

そう言って少佐が差し出したのは一枚の写真。
そこに写っているのは今まで話題になっていた方、マルセイユ大尉で。
以下略



411:坂本圭助 ◆SWi.TNPI7Y[saga]
2015/03/20(金) 23:25:41.36 ID:juRTjgHq0
と言ったところで10話終了です。
ついに11話。
もっさん回です。
気合を入れて頑張りますのでよろしくお願いしますね。


412:名無しNIPPER[sage]
2015/03/20(金) 23:36:18.94 ID:laNnu7EHo
乙です


413:名無しNIPPER[sage]
2015/03/22(日) 02:45:39.78 ID:fhzDlAklo
乙乙


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