14: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/03/09(日) 21:27:43.70 ID:JkZkpcFR0
ホームルームが終わり、放課後になった。
皆、授業が終わった開放感からか楽しそうにしているけれど、私だけは重い気持ちだった。
コートを羽織り、鞄を持って靴箱に向かう。乃莉ちゃんの姿をつい探してしまうが、まだどこにもいなかった。
いつもは人気のない学校の裏の竹林に、1つの人影があった。
やっぱり行くのやめようかな。
そんなことをちらりと思った瞬間、その人影は振り返り、私を見てほっとしたような表情になった。
もう、行かなきゃだめだ。
196Res/126.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。