153: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/07/30(水) 23:10:22.91 ID:21ap72b40
お喋りしながらの朝ごはんは、一瞬で食べ終わったように感じてしまう。
後で洗うから食器は流しに置きっぱなしでいいと言った乃莉ちゃんに甘えて、二人で居間でしばらく一休みになった。
乃莉「あ、そうだ。ゆのさん達にメールしなきゃ」
154: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/07/30(水) 23:10:52.60 ID:21ap72b40
なずな「……クローバーが、プチプチの代わりに使われてたって、乃莉ちゃん、言ってたよね」
乃莉「そういえばそうだけど、何で?」
なずな「ううん、ちょっと思い出しただけ」
155: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/07/30(水) 23:11:56.07 ID:21ap72b40
乃莉「今日は髪下ろしてんの?」
なずな「ううん、さっき起きたばっかりだから、まだ結んでないだけ」
乃莉「まー、まだ結構早い時間だもんね、休みの日にしては」
156: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/07/30(水) 23:16:34.63 ID:21ap72b40
乃莉「でも、ちょっと安心したな」
なずな「?」
乃莉「なずな、わりと平気そうっていうか」
157: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/07/30(水) 23:18:24.13 ID:21ap72b40
乃莉「ねえ、なずな」
乃莉「髪。結んであげる」
なずな「えっ?」
158: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/07/30(水) 23:19:12.99 ID:21ap72b40
乃莉「ねぇなずな、ひだまり荘で私たちと過ごせるのが一番ラッキーなことだ、って言ってたよね?」
なずな「えっ?」
159: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/08/02(土) 08:14:54.15 ID:BRk3Jd210
乃莉「あれ、もう9時過ぎてる」
なずな「あっ、私そろそろ戻らなくちゃ」
乃莉「私もちょっとしたら手伝いに行くよ」
160: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/08/02(土) 08:17:25.89 ID:BRk3Jd210
なずな「宮子さんー?」
宮子「およ?なずなさん?」
161: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/08/02(土) 08:31:08.82 ID:BRk3Jd210
なずな「そういえば宮子さん、屋根の上に鉛筆忘れてませんでした?」
宮子「鉛筆?」
なずな「昨日見つけたんですけど……」
162: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/08/02(土) 08:32:53.89 ID:BRk3Jd210
ばたばたと宮子さんの足音が聞こえ、やがて止まった。
宮子「私のじゃないけど」
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