57: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/04/22(火) 23:20:10.97 ID:m5zmGWAm0
『夜明けの僕ら』を読み終わって、ようやく我に返った。
時計を見ると、もう30分以上経っていたみたい。とっくにお風呂は沸いていた。
こんなに集中して本を読んだのは初めてかもしれない。やったことがなかっただけで、私も意外とやればできるのかも。
小説の余韻に浸りつつ、お風呂場に向かった。
58: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/04/22(火) 23:20:38.27 ID:m5zmGWAm0
そっか。
どうしてこんなにこの小説に夢中になれたのか。それは、きっと、この主人公が私に似てるからなんだ。
臆病で、何の取り柄もなくて、いつも前に進めずにいる私と。
59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/04/22(火) 23:21:16.65 ID:OvjYCDnAO
激レアなひだまりSS…
支援
60: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/04/22(火) 23:26:34.85 ID:m5zmGWAm0
朝 ひだまり荘前
乃莉「なずな、おはよ」
なずな「うん、おはよう……」
61: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/04/22(火) 23:28:50.41 ID:m5zmGWAm0
なずな「でね、朝ごはん、今日はちゃんとご飯炊こうと思ってたんだけど、それも忘れちゃって……」
乃莉「ふーん?」
なずな「パンの買い置きもなかったし、他に作る時間もなくって」
62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/04/28(月) 01:32:33.78 ID:bKSDuKO20
これはさりげに期待できそうなSS見つけたわ
エタらないで、しっかり続けて欲しいな
63: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/04/29(火) 21:46:00.66 ID:2I1ngPBH0
冬休みに入って、私は早めの帰省を済ませた。
ゆのさんが「3が日はヒロさんと沙英さんの講習がお休みだから、その時は一緒にいたいね」と提案してくれて、
私もお母さんたちのところにはクリスマスが終わってすぐに行き、12月30日の今日、ひだまり荘に帰ってきた。
改めてひだまり荘の表札を見たら、もうすっかり、ひだまり荘に“帰ってくる”という感じになった自分に気づき、
ここから出ていかなければならないことが、また、寂しく思えた。
64: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/04/29(火) 22:11:59.62 ID:2I1ngPBH0
なずな「毎年、大掃除してるんですか?」
ゆの「ううん、普段は年末は帰省しちゃうから……」
ゆの「でも今年は3日のお昼まで私と宮ちゃんはこっちにいるし」
65: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/04/29(火) 22:33:08.54 ID:2I1ngPBH0
201号室
ゆの「なずなちゃん、早かったね」
なずな「えっと、荷物置いてきただけで、荷解きとかは夜でもいいかなって」
66: ◆K27FRRVqmQ[saga]
2014/04/29(火) 22:53:31.80 ID:2I1ngPBH0
なずな「ゆのさんは、この何日か、何してたんですか?」
ゆの「大したことはしてないよ〜、宿題したり、お掃除したり、年賀状書いたりはしたけど、あとはダラダラしてた♪」
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