56: ◆rzGQJCFW/2[saga]
2014/03/07(金) 04:51:00.38 ID:BfNML8NAO
「危ない!勇者!」
突如、戦士が叫び、立ち上がる。俺の後ろに、心臓を突き刺された筈の魔王が迫っていた。
戦士が、俺を狙った魔王の拳を、斧で受け止めてくれた。
『はぁ…はぁ…よくも』立ち上がった魔王だが、虫の息だった。
「こんな死に損ない、私一人で大丈夫。ここは任せて!」
戦士が、この場は自分に任せ、俺たちに脱出を促した。
然し、『舐めるなよ!』魔王の、もう片方の拳が、戦士を打ち抜く、戦士は重傷を負ってしまった。
(まだ、こんな力が…)
勇者は、一つの決断をした。
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