61: ◆rzGQJCFW/2[saga]
2014/03/07(金) 16:10:19.81 ID:BfNML8NAO
魔王の宣言どおり、必殺剣の準備が、無事に終わった。
(後は決めるだけだ…)
「いくぞ!魔王!」
勇者は、魔王に突撃していった。
そして、勇者の剣が、魔王に直撃した。その時…
62: ◆rzGQJCFW/2[saga]
2014/03/07(金) 16:25:06.31 ID:BfNML8NAO
『力の差を理解したか?』
魔王が、満面の笑みで勇者に語りかける。
瀕死の勇者…
(俺は、ここまでなのか?)勇者は絶望に打ちひしがれていた。(必殺剣も通じない。剣も無くなった。もう、駄目だ)
63: ◆rzGQJCFW/2[saga]
2014/03/07(金) 16:45:02.36 ID:BfNML8NAO
『まだ、立ち上がるか』
立ち上がる勇者の姿を見て、余裕の態度は崩さなかったが、驚いた様子だった。
(立ち上がっても…今の俺には武器がない、どうすれば…いや!諦めるな!)
64: ◆rzGQJCFW/2[saga]
2014/03/07(金) 17:18:54.95 ID:BfNML8NAO
『それは…神の剣!何故、貴様が…
まさか、龍神が持っていたのか』魔王が激しく狼狽える。
「神の剣?」勇者は手にした『柄』を見つめると、一瞬で剣の『意思』が頭に流れ込んできた。
65: ◆rzGQJCFW/2[saga]
2014/03/07(金) 17:28:23.37 ID:BfNML8NAO
俺は柄を天に向けた。
柄から、天まで届く巨大な光の柱が生まれ、巨大な光の剣を形成した。
「きれい…」
66: ◆rzGQJCFW/2[saga]
2014/03/07(金) 17:50:17.80 ID:BfNML8NAO
『よせ…止めろ!死ぬのが怖くないのか!?』
「怖いよ」俺は、そう、答えながらも、止める気配を見せなかった。
『何故だ!?何故そこまで!?』
67: ◆rzGQJCFW/2[saga]
2014/03/07(金) 17:58:34.28 ID:BfNML8NAO
そして、世界は平和を手に入れた。
激戦の後に、仲間たちは、勇者を必死に捜したが、見つからなかった。
各国も協力し、大規模な捜索隊を派遣したが、結果は変わらなかった。
68: ◆rzGQJCFW/2[saga]
2014/03/07(金) 18:21:45.09 ID:BfNML8NAO
ーー天界ーー
『天界』其処は、正しき心を持つ者が、その生涯を終えた時に訪れる場所。
「みんな、良かったな」平和な下界の様子、仲間たちを見つめて、俺は安堵する。
69: ◆rzGQJCFW/2[sage]
2014/03/07(金) 18:26:18.40 ID:BfNML8NAO
やっと終わった
誤字だらけうぇwwwwww
70:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/08(土) 00:51:05.59 ID:Fx4VvKdbO
ああああ
なんだろう?一気に気持ちよく読み終わったのに
このコメントのしにくさ
71:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/08(土) 07:02:57.55 ID:MYhonLLFo
なんという疾走感
いい話なんだけど、なんかこう、なんだろう
うん、いい話だったよ
乙
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