19: ◆H0bpzKouXk[saga]
2014/03/05(水) 23:51:25.32 ID:Jfl9hsiwo
神「はい。でも、あなたは二つの世界で生活するので、単純に倍の日数生活することになります。なので、結構長く感じるかもしれませんね」
男「え?」
神「あれ? 言ってませんでした?あなたには両方の世界で同じ月日を過ごしていただきます 」
20:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/06(木) 00:18:29.80 ID:HBAwStzOo
期待
21: ◆H0bpzKouXk[saga]
2014/03/06(木) 01:20:57.93 ID:ZJInuktho
〜朝・学校〜
男「……あんま、寝られなかったな」
ガラッ
22: ◆H0bpzKouXk[saga]
2014/03/06(木) 01:21:51.88 ID:ZJInuktho
友「な、なぁ、男」スッ
男「えっ、な、何?」
男(友が気を遣ってるのが伝わってきて、何かこっちまで緊張する)
23: ◆H0bpzKouXk[saga]
2014/03/06(木) 01:23:47.44 ID:ZJInuktho
男「心配してくれてありがとう、友」
友「だから、いいって。俺も幼馴染みさんが亡くなったのはショックだったけど、お前は俺の比じゃなかったろうし……」
男「友……」
24: ◆H0bpzKouXk[saga]
2014/03/08(土) 13:48:38.26 ID:xSRxlFMxo
それから二つの世界を行き来するようになって、一週間の月日がたった。
始めは二つの世界での生活に戸惑ったが、特に問題が起こるわけでもなく大分慣れてきていた。
25: ◆H0bpzKouXk[saga]
2014/03/08(土) 13:49:46.30 ID:xSRxlFMxo
?「きゃっ!」ドンッ バサーッ
男「えっ?」
26: ◆H0bpzKouXk[saga]
2014/03/08(土) 13:50:56.27 ID:xSRxlFMxo
同「あの……」
男「ん? 何?」
27: ◆H0bpzKouXk[saga]
2014/03/08(土) 13:52:07.02 ID:xSRxlFMxo
〜教室〜
男「なぁ、友」
28: ◆H0bpzKouXk[saga]
2014/03/08(土) 13:53:25.82 ID:xSRxlFMxo
男(俺が今も幼馴染みと会ってる……何て言えないよな。でも、それがあるから俺はこっちの世界でも普通にいられるわけで……)
友「でも、お前幼馴染みさんのこと好きだったんだろ?」
29: ◆H0bpzKouXk[saga]
2014/03/08(土) 13:54:08.13 ID:xSRxlFMxo
男「さっきから謝りすぎだからお前……それで、同級生さんのことだけど……」
友「あぁ……でも、俺も仲いいわけじゃないからそんなに知らないぞ」
30:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/10(月) 19:04:08.48 ID:r96PEMLQ0
まだあ?
31: ◆H0bpzKouXk[saga]
2014/03/15(土) 12:00:40.10 ID:u9V5bXI1o
〜放課後・教室〜
男(あれから同級生さんの事が気になってる内に学校が終わってしまった)
32: ◆H0bpzKouXk[saga]
2014/03/15(土) 12:01:30.97 ID:u9V5bXI1o
男「……無理だよ」
同「えっ?」
33: ◆H0bpzKouXk[saga]
2014/03/15(土) 12:03:05.29 ID:u9V5bXI1o
〜とある喫茶店〜
男「ここなら、学校からも離れてるし大丈夫だよ」
34: ◆H0bpzKouXk[saga]
2014/03/15(土) 12:05:03.41 ID:u9V5bXI1o
同「……男くんには、私がどんな人に見えますか?」
男「えっ? どうしたの急に?」
35: ◆H0bpzKouXk[saga]
2014/03/15(土) 12:08:51.70 ID:u9V5bXI1o
同「……私の母はプロのピアノ演奏者でして、その影響もあり、私は物心つく前からピアノを弾いていました」
男「へぇー」
36: ◆H0bpzKouXk[saga]
2014/03/15(土) 12:10:07.22 ID:u9V5bXI1o
同「自分の演奏の順番がきたとき、何も弾けなかったんです。ピアノの前に座った途端に頭が真っ白になって、何の曲を弾くつもりだったのか、どうやってピアノを弾くのか、なぜ自分がここにいるのか……」
男「……」
37: ◆H0bpzKouXk[saga]
2014/03/15(土) 12:12:08.74 ID:u9V5bXI1o
同「はい……それまでの私は、母の期待に応えるためにピアノしかやってこなかったのに、自分から唯一の居場所をなくしてしまったんです……」
男「……」
38: ◆H0bpzKouXk[saga]
2014/03/15(土) 12:13:15.28 ID:u9V5bXI1o
男「同級生さんは幼馴染みを亡くして悲しんでる俺を心配して、見てくれていた。そんな人が俺には必要なんだ」
同「それは……でも、男くんには見守ってくれる人が他にも……」
39: ◆H0bpzKouXk[saga]
2014/03/15(土) 12:14:04.42 ID:u9V5bXI1o
同「それでその……男くん」
男「何?」
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