過去ログ - エドワード「賢者の石の手掛かりを探しに巨人の街へ行く」
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122:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/22(火) 04:05:44.26 ID:Q+N6+4uq0
マスタング「…」

アルフォンス「大佐…」

マスタング「私は道中考え事をしていた」

エドワード「?」

マスタング「数いる巨人の中に、おそらくは賢者の石を用いて巨人を生み出す『人柱』とやらがいると、そう読んだ」

マスタング「巨人の存在が明るみになれば『人柱』に繋がり、どう利用するか…それこそ知らないが、ホムンクルスの手に『人柱』を渡してしまえば、より国の危険性を高めると推測した」

エドワード「奴らの情報網に『壁の牢獄街』に関することが引っかかってねえって思ってるのかよ」

エドワード「パンドラの箱はもう開いちまったんだ。後戻りはできない」

マスタング「願望でも構わん。ホムンクルスと巨人を結び付けたくはなかった。現状結び付いてるとは限らない以上な」

マスタング「やはり大人しく引き下がるべきだった。だが思う以上に君達の意志が固いことと…」

マスタング「アルフォンスの言う『エレン・イェーガー』とやらと、光の巨人が接触していること。何より後者の要素は見過ごすに値しない情報だ」

アルフォンス「じゃあ…、一緒に壁内部のまた奥にある謎へ、付き合ってくれるんですね!」

マスタング「ああ」

マスタング「中尉を連れてこないでやはり正解だったよ。もっとも、この世界を感覚できないのだろうが…」

エドワード「……後者の要素の、何を見てる?」

マスタング「鋼の」

マスタング「君はこう言ったな。こうもファンタジーなことが立て続けだとそう不可解なことでもないと」

マスタング「私は違う」

マスタング「嘘のような突飛な真実一つ一つの中で、記憶に馴染んだ既知の要素がたった一つ、紛れ込んでいる…。それに着目しているのだ」

エドワード「まわりくどいんだよ、何だってんだ」

マスタング「光の巨人。その正体に、覚えがあるかもしれん」

エド・アル「!?」


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