過去ログ - エドワード「賢者の石の手掛かりを探しに巨人の街へ行く」
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126:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/04/24(木) 23:22:22.42 ID:WAKgcG7J0
マスタング「…そいつはお目に掛かりたいな。今そのライトとやらはどこの地帯を担当してる?」

ヒューズ「アルペンハイム中佐、な。階級はお前よか上」

マスタング「何と」

マスタング「……尚更、挨拶がしたいね」

マスタング「同志であり…そう、ライバル。そんなポジションを担う存在が、このロイ・マスタングの人生というストーリーにそろそろ誰か現れていい頃合いだと思っていたんだ」

ヒューズ「へっ、馬鹿馬鹿しい…」

ヒューズ「彼は人望に厚い側面からは考えられないほどのシャイ…コミュニケーションに不得手な人柄と聞く」

ヒューズ「会っても会話が成り立たねえと思うぜ」

マスタング「なめるな。私は会って一、二分で女性の警戒心を解き更にはその心を我が物とする術を身に付けた飛びぬけた一流の紳士だぞ?」

ヒューズ「同姓に通じるかどうかは別だろうがな…」

マスタング「通じるとも」

ヒューズ「ふうん…」

ヒューズ「ま、お前さんを信用してくれる存在は一人でも多いほうが良い、か」

マスタング「?」

ヒューズ「俺も知り合いって訳じゃねえ。紹介はできねえが…」

ヒューズ「オレンジの眼・長髪が特徴的な、肌の白い細身の男ならしい」

ヒューズ「まあ広い戦場だが国家錬金術師はそうわんさかいる訳じゃない。そんでもってこういう状況下において主力っつう存在は分散させて然るべきモンだ」

ヒューズ「会える可能性は低いだろうが、せめてこの殲滅戦が終われば、挨拶のひとつ位はいいかもな」

マスタング「ああ。小さな楽しみがひとつ増えた」

マスタング「そういったものはひとつでも多い方が良い。思う以上に、生の執着というものは脆いからな」

マスタング「世界に楽の事は欠かせんよ。そうだろヒューズ?」

ヒューズ「ああ。俺にもとびっきりのお楽しみが、幸せが待ってる」カサリ

マスタング「あの手紙か…。何かの拍子に無くすなよ」

ヒューズ「はは、無くすかよ。馬鹿」


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