過去ログ - エドワード「賢者の石の手掛かりを探しに巨人の街へ行く」
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125:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/04/24(木) 23:21:44.33 ID:WAKgcG7J0
ヒューズ「そういやあ」

マスタング「何だ?」

ヒューズ「英雄と言えば、だよ」

ヒューズ「――『光』の錬金術師、ライト・アルペンハイム」

ヒューズ「奴もなかなかのやり手のようでな。その実力に紅蓮の錬金術師も舌を巻いてたらしいぜ」

マスタング「二つ名が『光』の国家錬金術師か…。覚えがあるな」

ヒューズ「『紅蓮』のキンブリーや『焔』のお前さんと似たようなもんで、両手に錬成陣を有してる。そいつの場合は手の甲か」

ヒューズ「その手…正しくは錬成陣、か。そこにありとあらゆる光源から発せられた光が触れれば錬成の条件は完成。その光情報を電力エネルギーに変換し、それを以て敵を攻撃する…が主なスタイルか」

マスタング「まるで未来の発電機だな」

ヒューズ「ただし真っ暗闇じゃ無能だ。雨の日のお前さんみたいだな。この辺もロイと被ってる」

マスタング「余計なお世話だ!」

ヒューズ「しかもこれだけじゃねえんだよ似通ってるのはよ」

ヒューズ「何より注目すべきはその人格だ」

マスタング「…どんなものなんだそいつの人格とやらは」

ヒューズ「だ・か・ら、そこん所もお前さんそっくりって訳だ」

ヒューズ「戦場の主役に相応な実力を持ち、そしてそれに比例するように優しく、ただし甘くはない」

ヒューズ「そいつもお前のように未来志向な考え方をしてる。具体的な企みは知らんが…現状の軍の方針に不満があるってのは有名な話だな」

ヒューズ「ブラッドレイ大総統を、その椅子から引き摺り下ろしたがってるかもしれねえな。

マスタング「変革者…」

ヒューズ「正義感も強いと聞く。恐ろしいまでにだ。それだけに、敵の掃討より、仲間の守備・援護に回ることも少なくねえんだとか」

ヒューズ「その人間味を捨て切れないところは、ややお前さんよりも強い傾向にあるかもな」

ヒューズ「イシュヴァールの民にその雷を浴びせる時の目はそりゃ酷いもんらしい。まるで飼い猫でもなぶり殺しにするかのような、ただただ、悲しい目」


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