過去ログ - 一夏「出会いが人を変えるというのなら――――――」
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147: ◆G4SP/HSOik[saga]
2014/03/12(水) 08:19:12.08 ID:lu3tS7gx0

――――――放課後


一夏「慣れたもんだな、これも」ブンブン

一夏「ん、簪さん?」

簪「あ、お、織斑くん……」

一夏「教室に一人残ってどうしたのさ?」

簪「な、何でもないの……」

一夏「どうしたんだよ、泣いた跡があるじゃないか!」

一夏「……何かあったのか?」

簪「…………」グスン

一夏「よっと(こういう時は急かしちゃダメなんだっけな。ここは待ってみるか)」ニコニコ

簪「あ…………」







簪「ありがとう、織斑くん」

一夏「俺、何かしたっけ?」

簪「けど、――――――ありがとう」ニコッ

一夏「それじゃ、――――――どういたしまして」ニコッ

一夏「それで、どうしたんだよ、簪さん?」

簪「その、実は……、副所長との連絡が全然取れなくて…………」

一夏「え」

簪「いつも、何かあったら励ましてくれたのに、こないだからそれがなくなって…………」グスン

一夏「ああ…………(研究所を爆破されて入院しちゃったせいでケータイとか持ってないから…………)」

一夏「(いや、それだけじゃない。回復するまでは厳重な警護に置かれているから、連絡したくても連絡できない状態になっているんだったっけか…………)」

一夏「(それに、代表候補生の専用機の設計開発をした所が狙われたということを世間に知られるとマズイということで、箝口令も敷かれているんだっけな)」

一夏「あの、俺…………(けど、伝えるべきなのか? この一件に関しては“プッチン”さんから一切口外しないように言われたけど…………)」

簪「え? 織斑くん、何か知ってるの?」

一夏「落ち着いて聞いて欲しいんだ」

簪「う、うん……」



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