過去ログ - 一夏「出会いが人を変えるというのなら――――――」
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22: ◆G4SP/HSOik[saga]
2014/03/07(金) 09:12:26.45 ID:kNwJPS9B0

――――――1年生寮


一夏「初日からこれじゃ先が思いやられるな……」ガチャ

一夏「おお!(何これ、高級ホテルみたい!)」キョロキョロ

使丁「おや、一夏くん」ガチャ

一夏「あ、用務員さん」

使丁「どうだい、IS学園の寮は?」

一夏「凄いです! こんな部屋で毎日寝泊まりできるだなんて!」ドキドキ

使丁「そうか。気に入ってもらえたようで何よりだ」

使丁「だが、悪いな」

一夏「?」


使丁「俺が自宅出勤できるまでは俺と相部屋なんだ」


一夏「そうなんですか!(良かった! 嬉しい! マジで!)」

使丁「まあ、この女子しかいない学園生活に少しずつ慣らしていく必要があると思ってな」

使丁「一人暮らしは慣れっこだろうが、慣れない場所で一人寂しく眠るよりは話し相手がいたほうが心強いだろう?」

一夏「はい!」

使丁「寝る前に、その参考書から問題を出してやるからしっかり覚えようぜ、ヒーロー?」

一夏「ひ、ヒーローって……」

一夏「用務員さんのほうがよっぽどヒーローじゃないですか」

一夏「“ゴールドマン”ですよ? トライアスロンだけじゃなくて柔道の“金メダリスト”でもあるんですから」

一夏「それに、千冬姉の同窓生ってこともあって…………」

使丁「そうだな。篠ノ之 束といい、千冬といい、なんか俺の同級生はみんな世界的な有名人になっているからな」

使丁「俺を含めて10人はあのクラスにはいたからな……」

一夏「ち、千冬姉と束さん並みに凄い人が他にも…………!?(す、すっげー!)」

使丁「いやあ、――――――でも、あの二人が特に凄かった。別格だったよ。千冬はその頃から強い上に面倒見がいいから人気者でね」

一夏「へえ…………」

一夏「それじゃ、――――――その頃の千冬姉のこと、教えてくれませんか?」

使丁「ああ、いいけど……、口止めされていることがあるから、そこは勘弁してくれ、“千冬の弟”」

一夏「はい!」ワクワク





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