過去ログ - 一夏「出会いが人を変えるというのなら――――――」
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300: ◆G4SP/HSOik[saga]
2014/03/12(水) 10:39:20.58 ID:nYyIS+0E0

ラウラ「…………」ジー

鈴「…………もうちょっと留まりなさいよ、そこに」

簪「ここはまだ…………」ジー

箒「ダメだな。もうちょっと寄ってくれないと…………」

千冬「どう見る?」

山田「えと、弾丸の扱いなら得意ですけど、こういうのはちょっと…………」

周囲「・・・・・・」


担当官「大丈夫なのか、これは?」

副所長「乱数マップを見る限りだと、そこまで偏ってはいないんだがな……」

副所長「まあ、こういうのもありだろう。――――――集中力の勝負だな、これは」

使丁「ここにきてプールの流れが安定せず、付かず離れずの距離でゴールが揺れていて、まだ誰も球を投げていません」


相川「むむむ……」

鈴「さすがにあんなに揺れてちゃ…………」

鈴「(こういうのって反射神経と粘り強さの勝負よね)」

鈴「(…………大丈夫よ、私なら! セシリアや箒と耐久レースをしたことがあるんだから)」

鈴「(こういうのは、実際に追い込まれた者にこそ勝機がやってくるもんなのよ)」

鈴「(だから、ここぞという時まで待つのよ、私……!)」

ラウラ「(『AIC』で動きを止められるのなら楽なのだが、さすがに簡単にはいかせてはくれないか)」

ラウラ「(私は洋上任務の経験がないから、船乗りたちが持つ長年の経験と勘など持ち合わせていない)」

ラウラ「(だが、数秒は安定する一瞬があるはずだ。そこを狙えば、造作も無いはず――――――!)」

シャル「(今回のことはラウラに全部任せちゃっているけど、僕にできることは本当に無いのかな?)」キョロキョロ

シャル「(けど、この急流を泳ぎ切ってダイビングボートの側まで行くのって難しそうだし…………)」

箒「(――――――わかっている。機が熟すまで待つんだ)」

箒「(だが、――――――どういうことだ、これは?)」

鷹月「……波の向きはちゃんと変わってるよね?」

箒「ああ……、そのはずなんだが…………」

簪「…………?」

本音「どしたのー、カンちゃん?」

簪「そういえば、一夏って今どうしてるのかな?」

本音「ああ…………」

本音「ちょっと遠いし、波もあってよくわかんないねー」

山田「織斑先生……?」

千冬「待て。残り時間が半分を切るまではよく見ていろ」

山田「はい」

周囲「ドウシタンダロー?」




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